私の模型作品の中でも特にお気に入りの静岡鉄道1000形の制作過程をまとめてみました。
運転室内機器
ステンレス塗装
今年の3月に引退が発表され最後の走りを見せてくれている1000形第一編成
右 加工前
左 加工後
主な加工内容としては
・手摺、ドアノブ配管等の別パーツ化
・塗装の塗り直し
・屋根の非冷房化改造
・運転室内の精密化
等です
40年以上前の地方私鉄の資料は数も多くなく、制作よりも実写考証や時代考証等にとても手間と時間がかかりましたが、様々な方々の資料や証言のおかげで何とか完成させられました。
特に屋根上の資料は皆無に等しく、現在の姿から想像して制作しました。
非冷房編成パンタ周り
架線に優しいカーボンスライダーを再現する為、パンタ擦り板を黒に塗装。
パンタから伸びるボックスも黒色に塗装。
全面下部の手摺
製品のままだと内側に寄りすぎているんですよね。
少し外にずらすといい顔になります。
運転室内機器
窓の大きい車両なのでいいアクセントになります。
ステンレス塗装
サフを吹きヤスリスティックフィニッシュでよく表面を磨いた上でガイアのスーパーステンレスをガイアのツールクリーナーで希釈、垂れないギリギリくらいの加減でよく吹くと綺麗なステンレスの質感が再現できます。
ポイントは研磨段階で手を抜かない事と希釈です。
ツールクリーナー多めが個人的には好みです。
今年の3月に引退が発表され最後の走りを見せてくれている1000形第一編成
自分の大好きな車両の1番輝いてた時代をいつまでも手元に置いておけるのはいいですね!
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