あやめの里便り

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映画「Он – дракон 」

2016-08-08 18:49:44 | 舞台・映画(観るのも演るのも)

花嫁衣装に身を包み、ドラゴンの生贄(役)になる為に舟で流されて行く少女。その昔、騎士がドラゴンを退治した言い伝えに則り、最後には騎士が少女を助ける筋書きの祭りが行われています。そこへ本当にドラゴン(翼竜)が現れ、少女をさらってしまうのです。

※注 他の方の解説によると「祭り」じゃなくて「結婚式」だそうです。だから、あの騎士は懲りずに登場するのね。すみません。私もロシア語は解らないのです だけどスキ

 

主人公の少女が生き生きとしています。小さな王国のお姫様? 無邪気で健康的な美少女。伝説のドラゴンに興味があるようです。この少女に全ての命運が託されていると言って良い。祈るような気持ちで画面を見つめてしまいます。

不気味な孤島。そこで少女は1人の青年と出会います。実は、青年=ドラゴンなのですね。次第に打ち解け合う2人。

青年とドラゴンの肉体美や眼光の鋭さが見事にリンク。長い首や鎖骨が美しい。ドラゴンの動きも生々しいほど自然です。

ドラゴンの狂気や灼熱。青年の苦悩や苦痛。表情がすごく良い。果たして彼は答えを見つけ出せるのか。

・・ネタバレはここまで。

 

これは、ロシアのファンタジー映画。

題名「Он – дракон 」は、そのまま英訳すると「He - dragon」となります。

劇場公開も見当たりませんし日本語DVDの発売も無いのですが、制作されたロシア語音声のままの映画をYouTubeで観ることが出来ます。字幕もありませんが、物語は 解りやすいし、何より映像が綺麗で、ロシア語が解らなくても充分楽しめます。

人間界と隔てられた限られた空間。ミステリー要素も加わって、「美女と野獣」「青い珊瑚礁」という映画もちょっと思い出したりしますね。

さあ、このロマンスはハッピーエンドか否か。

想像を膨らませて是非、ご覧下さい!

 

こちらでトレイラーが観られます。(音声だけになってしまう時は、サイトからもう1度入り直して下さい)

BEYOND」→ 「He is dragon」

 

Amazonビデオ(デジタル動画配信サービス・有料)で観られるようになりました

DVDも取り扱っています (H29,2月記)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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