劇団創造市場 + 劇団スペースクロラ
2時間50分の長丁場。1場面1場面が丁寧に作られていました。
主人公のチャーリーは「お利口さん」になりたい一身で手術を受けますが・・。
望むように変わったにも関わらず・・昔の自分を知る人達からは愛されず、女性を愛する事も出来ず、天才的にまでになった知能と、感情との間(はざま)で苦しむチャーリー。
愛すべきチャーリーを違う意味で2度も失う事になるアリス。
2人の苦しみが胸に迫って、切ない。
両親がどんどん追い詰められて行くのも、子供を思う愛情の果てと思うと辛かった。
人間関係と、その心の危ういバランス。
若い、素晴らしい役者さん達に拍手。
他に観て来たのは
「花も嵐も(ファッションショウ)」 日立本社演劇同好会/演劇集団チーム
「あいさつは魔法。」 演劇集団スリーサイズ
年配の役者さんに、「いくつになっても好きな演劇はやるわよ!」と言われているようで励まされ、去年の震災を題材にした演劇に、改めてそれだけの時間が過ぎたのだな、と思わされ。
休憩時間には「自己批判ショーのコント連盟」
ツボにはまったのか、キャッキャッと笑う子供の声。
小さい頃から演劇に連れて来てもらえる幸せ
県南地区の演劇は厚くて熱い。
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