あやめの里便り

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古典朗読「竹取物語」

2016-07-15 21:55:01 | 舞台・映画(観るのも演るのも)

初めて目にし、耳にする六弦の琴の響き。

シンプルで力強く、空気を震わせます。

更に響き渡る「声」

丁寧に紡ぎ出された言葉の一つひとつが、身体に流れ込んで来るようでした。

言霊(ことだま)と同じように、音霊(おとだま)といって、音にも詞ことばにも聖なる力が宿っているのだと、後に教えて頂きました。

稀なる経験をありがとうございました。

 

水戸「ゆずり葉」さんのギャラリーでは、様々な催し物が開催されています。

今月には高瀬菜摘女さんの古典朗読「竹取物語」があり、3回開催の最後の回のみでしたがお邪魔して来ました。現代語訳テキストも用意されていて、意味も解りながら楽しむ事が出来ました。

今回の朗読では、月の世界に帰って行くかぐや姫の葛藤や、愛しいかぐや姫、慈しんだかぐや姫を奪われる天皇や翁・媼の苦しみや悲しみも伝わって来て、その時代の不思議な出来事を追体験をしているようでした。

    

イベントが終わった後には、頂いたチケットでコーヒーをご馳走になりました。

素晴らしい贅沢な1日・・。

 

  高瀬菜摘女さん 次回公演のお知らせ 

語り+DANCE [月砧]  

日時: 10月28日(金)・29日(土) 14:00-16:00
会場: スペースsection (筑西市向上野)

  ・かたり 玄宗皇帝と楊貴妃 
  ・DANCE   月砧

※詳しくは「高瀬菜摘女 ひとり舞台」HPへ。

 

 

 

 


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