あやめの里便り

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「もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の『イタコ』を呼んだら」

2012-10-01 01:12:43 | 高校演劇

青森県立青森中央高校

「もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の『イタコ』を呼んだら」

 

高校生! 青春! 甲子園を目指す野球部!

・・のハズが、部員も足りずダラダラ練習。

生徒にも学校にも見向きもされません。

そこに熱血のマネージャー!

足りない1名をとっ捕まえ、コーチにはイタコのおばあちゃん!! ← 潮来じゃないよ

で、その新人がイタコの修行をして、降ろしたのが「沢村さん」!!!

 

もー、わけ解らん(笑)

そんな展開の中で繰り広げられる、文字通り全力投球の舞台。

大道具、小道具、音響、照明効果無し。衣装も黒Tシャツ(しかもそれぞれ)とジャージズボン。

同じく東京公演を披露した神奈川の大船高校とは、両極端の舞台だったことでしょう。

全てを「身一つ」でやり抜く演劇魂・・すごいです!

 

震災にも触れられます。

失ったものが大き過ぎて心に傷を抱えた少年が、イタコを通して(!!)再び仲間達と触れ合うというもの。

少年は「自分だけ野球して・・楽しくて・・ごめん!」と泣き崩れますが、仲間はいつも通りに受け入れてくれます。

野球、やろうよ。 楽しくて良いんだよ。

元気で楽しいシーンの中に、そんな励ましのメッセージを受け取りました。

人を励まそうとする気持ちを形に出来る演劇・・なんて素晴らしいのでしょう。

 

今年は他に、岐阜農林高校が震災に関わる演目だったようです。

まだまだ傷跡は深くて癒える事は無いのかもしれません・・。

高校生の若い感性が、それでもそれを乗り越え、命を繋いで行きますように。

来年の大会も楽しみにしています。

 

NHK担当者様

来年も「「青春舞台」放送と、以前と同じ枠確保を是非ともよろしく願い致します!! 

 

 

 

 


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