#アルプススタンドのはしの方
オンライン試写会に感謝。原作の高校演劇、東京大会を一緒に観に出掛けた家族と盛り上がりつつ視聴。同じ台詞には胸が躍った。「努力してもどうにもならない事」に打ちのめされ好きな事を「しょうがない」と諦めていた(アルプススタンドのはしの方の)登場人物達。そして「努力してもどうにもならない事」を更に頑張ろうとするヤツがグランドのベンチ(のはしの方)に1人。
そう、私達としては一番盛り上がったのは矢野君の出番で、それは舞台でも映画でも変わらずで嬉しかったです^^
眩しい夏の日差し、ブラバンや野球部員の並ぶアルプススタンド。それは「真ん中」の事で、「はしの方」には「真ん中」に行けない心持ちの子達が並びます。野球や演劇や恋、どうにもならないなら諦めてしまえと思いつつ、やっぱり好きだから心に波が立ったり傷ついたり。
舞台ではキャストは4人だけでしたが、映画では他のキャラクターも出ていて、「はしの方」だけではない絡みが何層にも重なり人間模様も垣間見えて来ます。まぁ、良い事ばかりでは無いよね。
試合が進むごとに段々と試合に熱中し、真ん中もはしの方も、それぞれが大きな声で応援して行きます。この時ばかりは想いも視線も一直線にグラウンドに進んで行く。
青春だなぁ。野球って良いなぁ。頑張るってすごいなぁ。
物語はいたって簡単ですが、様々な登場人物達の誰かに共感して、エピソードのどれかに思い出が蘇るかもしれません。
24日から全国順次公開中です。何も考えずに、最後にはスカッとして来て下さい
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