あやめの里便り

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神崎町巡り

2018-07-02 14:49:26 | 佐原(近辺)の見所・話題

思いがけずの小旅行です。

わくわく西の城

こちらには国内最古に属する"西の城貝塚"があります。

見学をする場合は電話予約が必要ですが、ご厚意でご案内して下さいました。お忙しい所、ありがとうございました

"西の城貝塚"は建物内に保護されています

左側の地層が二重になっているのが解りますか?下層は貝塚のあった時代のモノ。上層は古墳時代のモノ。

古墳を作るためには、別の土(ここでは黒く見える部分)と混ぜ合わせて、土が流れないようにするのだそうです。

そしてここは鎌倉時代には"神崎城"が築かれた場所なのだそうです。「代々、人が住んでいた場所ということですね」と案内のお兄さん。

※補足※

神崎城は複数の城から構成されていて、高台の上に 西の城・中の城・東の城 が並んでいます。もちろん、ここには"西の城"ですね。遺構としては土塁・掘割等が 中の城・東の城址 に多く見られるようです。

中の城には前方後円墳のある公園があります。また麓には、神崎神社の別当寺として創建された真言宗寺院 神宮寺があり、"大般若波羅密多経"600巻の内 540巻が伝わっていて、「神宮寺文書」として千葉県有形文化財になっています。大般若波羅密多経と言えば、玄奘三蔵がインド等から持ち帰った経典群を漢訳し集大成、663年に完成させたもの。貴重な経典が伝えられるほど、権力もあり重要な土地だった事が伺えます。

竪穴式住居址も残されています。

出土した土器等の写真。

縄文時代も進むと、土器の模様の付け方の工夫も増して行くのが解るそうです。

石器も割って作っていたのが、後には研磨して作るようになって、形が道具らしくなって行きます。

何気なくハート模様の貝塚に、「すごいでしよ」とウインクされた気分(^_-)-☆

 

「神崎神社」

「なんじゃもんじゃの木」

ここでも光圀さんが "なんじゃもんじゃの木"は大楠だったのですね。

御祭神には「天鳥船命」

鳥之石楠船神(とりのいはくすぶねのかみ)の別名だそうです。神様が乗る船のことらしいのですが、私は常陸國波崎の「うつろ舟奇談」を思い出して、勝手にワクワクしてしまいました

 

 

「神崎ふれあいプラザ」

写真は撮れなかったのですが、ギリシャ神殿のような建物です

建物裏に"オハツキイチョウ"があります。

"普通のイチョウに混じり葉上に種子をつけるオハツキイチョウができます"

しばらく探してみましたが、見つからなかったぁ~

 

こちら、今回のナビゲーター。

お馴染みのスタンプラリーですが、保存用のページがあるのがイイ

香取地域の他、近隣地域として 道の駅いたこ・鹿島神宮・息栖神社・匝瑳市飯高寺・成田観光館が紹介されています。

この夏、是非どうぞ


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