コメント
タラール → オルムスの王アクスール
(
通りがかり
)
2009-06-10 07:43:07
どうもはじめまして、偶然通りがかったので一筆。
サリエリは、タラールをイタリア語版のオルムス~に作り変える段階で、音楽のかなりの部分を書き換え、ストーリーもダ・ポンテに大胆に変更させたそうです。イタリア語の歌曲に関して第一人者だったサリエリは単なる替え歌ではなくテキストに完璧に合う音楽を求めたようです。また、王が民衆から憎まれて死ぬという原作もサリエリの本意ではなかったようで、皇帝の御前で上演するにあたっては変えたい個所だったのでしょう。
そうとは知らない皇帝は、タラールとオルムスの王~があまりに違うので「なんでこんなに変えたんだ」と言ったとか。
このあたりのいきさつは、水谷彰良さんのサリエリ研究本に詳しいので、ぜひご一読をおすすめします。
http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=22280X
補足です
(
通りがかり
)
2009-06-10 08:18:05
ああ、肝心なことを書き忘れました。
タラールの映像では、フィナーレのあとで、別の人物が出てきて歌いますが、ここはオルムス~では削除されたエピローグの部分です。したがって「アマデウス」で挿入された「オルムスの王アクスール」は本当にあそこで終わりで、編集でカットされたわけではありません。
あ、これは
(
stravinspy
)
2009-06-10 22:37:11
わざわざいろいろとありがとうございます。
そういう経緯で書き換えたのですか。
なるほど、それは納得です。
それで
(
stravinspy
)
2009-06-10 22:39:02
ようつべを見たら、
最初のほうの場面で、サリエリがピアノで弾いた自分の曲が、
http://www.youtube.com/watch?v=NvsX8NG-VRY
ありました。
去年これを書いたときにはまだなかったんですね。
あ
(
stravinspy
)
2009-06-10 22:40:03
ピアノで引いた部分は、最後のところです。
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サリエリは、タラールをイタリア語版のオルムス~に作り変える段階で、音楽のかなりの部分を書き換え、ストーリーもダ・ポンテに大胆に変更させたそうです。イタリア語の歌曲に関して第一人者だったサリエリは単なる替え歌ではなくテキストに完璧に合う音楽を求めたようです。また、王が民衆から憎まれて死ぬという原作もサリエリの本意ではなかったようで、皇帝の御前で上演するにあたっては変えたい個所だったのでしょう。
そうとは知らない皇帝は、タラールとオルムスの王~があまりに違うので「なんでこんなに変えたんだ」と言ったとか。
このあたりのいきさつは、水谷彰良さんのサリエリ研究本に詳しいので、ぜひご一読をおすすめします。
http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=22280X
タラールの映像では、フィナーレのあとで、別の人物が出てきて歌いますが、ここはオルムス~では削除されたエピローグの部分です。したがって「アマデウス」で挿入された「オルムスの王アクスール」は本当にあそこで終わりで、編集でカットされたわけではありません。
そういう経緯で書き換えたのですか。
なるほど、それは納得です。
最初のほうの場面で、サリエリがピアノで弾いた自分の曲が、
http://www.youtube.com/watch?v=NvsX8NG-VRY
ありました。
去年これを書いたときにはまだなかったんですね。