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音変（亡国の音）がきこえてくるよ (りくにす) 2017-09-20 14:13:28 アニメ「クラシカロイド」をネタにブログ記事を書きあげたばかりなのですが、荒唐無稽な物語を見せられた後で、「人権とか個人の尊厳とか俺とあいつは同じ人間だがちがっているんだということは『クラシカロイド』の物語と同様に絵空事なんだよ」と言われそうで怖いなと思う今日この頃。絵空事の中にこそ真実がある、なんて言い草は通用しなくなりそうです。 作中の「万物が音楽から成り立っていて美しい和音が世界を整える」という考え方は儒教が起源のようです。 この考えが端的に分かる映像としては、韓国ドラマ「トンイ」で宮廷楽団が雅楽を演奏したら変な音程が出て場にいる人々がずっこけるというのがありました。この時重要な楽器（への字型の金属を音階に並べて吊るしたもの）に細工がしてあったのです。 この国では耳に聞こえない他の国と違う「美しい和音」が奏でられているのかもと思います。基準がなんか狂っている。 貴ブログの内容に沿ったコメントがしたかったのですが、個々の内容にいちいちコメントするのがめんどくさくなってつい… 「アレ」じゃなくて二階発言ですが、欧米には「鳥の自由」という言葉があるそうですね。拘束されない代わりに保護もない、という自由。 二階氏にとっては野党の批判する自由は鳥かハエの自由のようです。

話をでかくしすぎたついでに (りくにす) 2017-09-21 23:22:41 「そもそも日本人は」の話。 図書館で『日本人の〈原罪〉』という本を見つけました。何の本かと思ったら神話や昔話に「日本人の身の処し方」の原型があるのではないか、という話で、女から見て最低男であるイザナギにもっとましなふるまい方はなかったかと考える本。 イザナギが愛する妻が腐乱死体になってしまったのを見て逃げ出したのみならず、禊をして逃げ出そうとした罪をもなかったことにした、というのが「急激な幻滅」の原型なんですね。愛する者の醜い一面を見て逃げ出し、責任放棄したうえに「醜いものを見せた」と被害者気取りまでしてしまう。しかも日本神話の主だった神々はだいたいこういう態度を妻に対してとり、これが妻が異類の女性だったことが発覚した時男が逃げ出し女は恥じて姿を消す、というのが昔話に継承されます。本ではこれが日本人が共同体を守るための規範であったと述べています。 もしイザナギが「ウジがわいてても君は君だ」と言ってくれたら違う日本ができていたかもしれません。 神道好きなNHKはこの本をネタにして特番作ったらいいのにと思います。

コメ投稿したつもりが (stravinspy) 2017-09-22 18:07:10 されていなかった。 ニッポンの場合、和と見せかけてみんな一緒にユニゾンですからね。言葉の意味を理解していないアイコクシャ様には疲れますよ。 なんでも支配するどうぐにしかなっていないんじゃないですかね。

うわ～腐乱死体 (stravinspy) 2017-09-22 18:28:51 なるほど、歴史改竄主義はイザナギ以来の「伝統」なんですね。 「自分のせいではない」どころか被害者面かよ。 どうしてこうも意味不明な自己正当化をするのか。

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