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大阪はすでに医療崩壊が始まっているようですが、感染者が少ないうちに大量検査しておけばよかったのにね。

ワクチンの方ですが、医療従事者は2回済んだ人が約1割、1回でも接種した人を含めても4分の1になるかな?と言うレベルですが、高齢者への接種が始まりました。
なんですか、6月までには終わるような話をしていて、1億回分は「確保した」とスガが言っていますが、いつ来るの?
てか、スガが何でもう接種してるの?
「わたしも打ちました」とかCMやってますけど、ほとんどの人は仮にうちたくても打てないんですよ。ワクチンが届いてないから。バカなんじゃないの?

東京では知事が
変異株VS素手
「ウイルスと新たな変異株と、素手で闘うためには、みなさま方のご協力が欠かせない」
などと言っていますね。竹槍すらなく、「素手」で闘うんだと。
ワクチンがない状態を「素手」と表現しているようですが、大量検査すればいいんじゃないですかね。
まあ、とにかく問題があれば誰かに罪をなすりつけるだけの簡単なお仕事なので、国に文句をつけているようですが、同類でしょ?
早くから世田谷区が目指したようにやればよかったわけですからね。
まあしかし変異株が主体になって来たこの時期に「素手」とは。

一方、検査大国では
オーストラリア
オーストリア、週4回分 何度でも無料配布です。無料テストは薬局や検査ボックスのコンテナでも。小学生も週3回テストしてます。
イギリスも近いことやってますね。
ヨーロッパだと、だいたい無料でガンガン検査を受けることが可能ですね。大半の国で週に1~2回は固いでしょ。
その点、日本はすごいですよ。これでワクチンもまだろくに来ていないんだから、そりゃ「素手」という表現は割と妥当かもね。
一般市民をそういう無防備な状態にしている当事者の一人が言うのはいかがなものかと思いますが。

そして、日本の検査に関する姿勢を含めた対策ですが、
去年の2月27日のこの記事。
19世紀より残念な本邦
押谷氏「都市を封鎖するのは19世紀の対策だ。市民や国民の行動を制御することで感染拡大を抑える方法があると考える。」
尾身氏「感染拡大を防ぐだけが目的なら、中国と同じことをやればよい。しかし、人々の移動まで止める必要はない。一人ひとりの感染予防はもちろん重要だが、もっと合理的な21世紀型の対策があるはずだ。

「この1~2週間が正念場」シリーズの初めのころです。
21世紀の対策とは検査をしないでマスク会食をする事なのでしょうか。
「人々の移動まで止める必要はない」とも言っていますね。7月には「旅行自体が感染を拡げることはない」とも言っているので、人の移動は問題ないという認識なのでしょう。
ま、結局中国が遥かに近代的な方法で感染を抑えたんですが(いちばんスマートなのはニュージーランドかな)、

と、これらは前置きで、最近、反検査カルトがどうして湧いたのかについて発覚した事があるのです。まあ、ある程度は予想していたことですが、表に出てきたことが重要です。
まずは、こちら志位和夫のツイート。
偽陽性の出所
昨年5月、厚労省が作成した内部秘密文書。「偽陽性の者が真の感染者よりも非常に大きくなり、…医療崩壊を招く」として、「広範な検査の実施には問題がある」としている。
画像には「不安解消のために、希望者に広く検査を受けられるようにすべきとの主張について」などと、上から目線で語っていますね。
無能な奴ほどエリートパニックを起こすわかりやすい例ですね。
不安とかじゃなくて陽性者を見つけ出すために検査をするんです。もう1年以上ずっと言ってますけど。
去年の5月というと、M宗太郎大先生が、特異度99%と日経ビジネスで言っていたころですね。
富士レビオを激推ししていたのもその時期です。

さて、それではこの厚労省の「偽陽性の者が真の感染者よりも非常に大きくなり、…医療崩壊を招く」というバカ認識はどこから来たのかというと、
石垣のりこ議員が行政監視委で、去年9月30日の厚労省の通達に、PCRの特異度99.9%、感度70%とい精度デマが乗っていた事を質問すると、
厚労省は「分科会がそう言ったから」と答弁したそうです。

分科会が主犯。デマの発信源ということになりますね。
さて尾身氏ですが、去年の7月6日に
特異度99%デマ
尾身氏、ここに来て感度70%特異度99%という「特異度デマ」を繰り出す。「感染症対策の常識」だそうで。
を繰り出して、その後、7月16日には、特異度99.9%に修正して
特異度99.9%デマ
相変わらず、あほみたいにベイズの2×2を使って無駄な説明をしています。
無駄すぎますね。
中国が武漢で900万人の検査をしたのは5月末ですからね。
素人でも関心があればこの特異度はおかしいとわかる事です。
もともと彼らが唱えていた特異度や感度の数字はすべて仮定でしかないわけですし。

こちらは、抑制論の出所を追っている連ツイ。(2個目から)
クリエネさん
最も早い抑制論→
新型コロナウイルス感染症との闘い ー 知っておくべき検査の能力と限界 (アーカイブ)
2020.02.12 キャノングローバル戦略研究所 鎌江伊三夫

こんな感じで、このあと自称専門家たちが乗っかったんですかね。
鎌江伊三夫と言うのは費用対効果の話が大好きなようですが、基本的に無能ですね。
効果を考慮する範囲が狭いんですよね。
あれでしょ、五輪などのイベントにおける「経済効果」は妙に過大評価して、それに伴う損失は考慮しないという、まあなんというか、思考力のないシンク・タンク。
ある方面(たいていは利権サイド)に都合のいい数字を選ぶことだけに長けてしまって、実際の科学や経済には全く疎いタイプでしょうね。
竹中平蔵が登場してからこんなのばかりですね。

話がそれましたが、結局はどこが悪いのでしょうかね。
尾身氏が特異度デマを流したのは7月です。
医クラのバカ達は春から言っているわけで、特異度90%とか言ってましたからね。2月にはもういっていた奴がいたと思います。
だいたいその界隈にはブロックされてしまったので、よくわかりませんが。
上記のように、初出は2月12日だとすると、専門家でも何でもないアフォがベイズの2×2を使い始めたんですね。
それに医者や自称専門家が乗っかって、分科会が乗っかって厚労省が乗っかったの?
それはちょっと順番がおかしい気がしますね。

特異度の数字はともかくとして、検査抑制論は確実に春から厚労省や国立感染研にはあったはずで、忽那賢志大先生のこれは
忽那賢志
3月6日です。「PCRの限界を知っておこう」って上の鎌江伊三夫の真似してない?
岩田健太郎は4月に特異度99%、
岩田健太郎 特異度
仮に事前確率1%の場合、感度70%特異度99%の検査で陽性だと事後確率は41.4%半分以上間違いです。
感度に関しては
岩田健太郎 感度
PCRの感度は30-50%。
これが2月9日ですから一番早いのかな?でも4月には70パーセントになっている。

さて、「主犯は誰か」はまだわからないですね。
まあ、厚労省か分科会(旧専門家会議)か感染研なのは間違いないと思いますが。

1番がK.412なので、
Mozart - Horn Concertos
ホルン協奏曲特集。

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