朝、一度起きて床暖のスイッチを入れてから、ちょとだけ二度寝をしていると、ジュリアが大声で叫ぶ声が近づいたり、遠ざかったりしながら聞こえて来て・・・しょうがないなぁ、もぉ! リビングへ行ってカーテンを開けると、
にゃああーん!!
あああん、ああん
まだ薄暗いリビングで必死の形相で喚くジュリさん。と、あ、あぶないっ。
コツン。
すり~~ん。「ぶつかってないもん」
はいはい、分かってますよー。
「スリスリしただけなんだから」
そ、そうだよね。
「チッ」
猫にもちゃんとプライドというものがあるのです。だから、ちょっとした失敗は見て見ぬふりをするぐらいの配慮が必要なんですね。あはは。