someday never come

いまでしょ!

女子体操選手の五輪辞退に関し

2024年07月19日 18時48分56秒 | 迷走する日々
ネットのニュースや、ソーシャルメディアのコメントで、いつも気になることがある。
個人や個々の組織のコメントを、さも全体総意のように言うことだ。

たとえば、
中国人が犯罪を犯すと、「だから中国人は」と反応したり、
痴漢のニュースに「男っていうものは」と言ったりすること。

最近のことではない。
ソーシャルメディアが浸透する以前から、その傾向があったように思う。
だが、最近、その傾向が顕著になっているように感じる。


もうすぐパリ五輪が始まるが、女子体操選手の飲酒喫煙スキャンダルが報道され世間を賑わせている。
選手は出場を辞退したが、その処分のあり方に、いろいろな議論がわき上がっている。

そんな中、作家で元東京都知事の猪瀬直樹氏が、以下のようなメッセージを、X上にポストした。


ああ、またか、というのが第一印象だ。

「つくづく日本人は劣化している」との書き出しで、事実を日本人というスケールに拡大し、それを俯瞰する自分をアピールしているようで、感じ悪い。
対象は、女子体操界の幹部であり、日本人全体で無いことは自明である。

また、「規則尽くめの杓子定規が日本をダメにしてきた」という主張にも、論理的に無理がある。
規則尽くめ&杓子定規と日本をダメにしたが、対等であるはずもなく、個人の感想でしかない。

ぼくも、今回の処分については、同情的だ。
ルールを破ったのだから、ペナルティーは必要だと思うが、それが辞退とは重すぎる。

五輪に出場するには、人並み以上の努力が必要だ。
大きな犠牲も、払ってきただろうと想像すると、同情の念を禁じ得ない。
ここだけのはなし、未成年の飲酒や喫煙なんて、ぼくの回りでは、普段の風景だ。

できるなら、本人が反省の弁を述べ、五輪へ出場させて欲しい。
そして、未成年の喫煙や飲酒撲滅の、アイコンになって欲しい。
こころから、そう思う。


東京都知事選挙が終わって

2024年07月14日 10時47分15秒 | 迷走する日々
埼玉県民のぼくは、東京都知事選挙に、直接的な影響はない。
だが、関心を示したい。
なぜなら、東京都と関係する人が、ここには多く住むからだ。

過去には、ぼくもその一人。
約30年ほど、日比谷、田町、浜松町で働いた。
飲食などで、ずいぶん東京都に貢献したと思う。

東京都の行政は、埼玉県民に影響する。
いや、関東各県民にも影響する。

東京都知事選挙は、マスメディアの予想どおり、小池百合子さんが当選した。
上位の得票結果は、以下のとおりだ。



(出典:NHK首都圏ナビ)

小池百合子さんの当選は、やっぱりそうかという感想で、驚きはない。
だが、石丸伸二さんの選挙活動が、リアルな街宣とネットで盛りあがり、もしかしたら、という期待があったことも事実。
二期8年続く小池行政は、マンネリ化を否定できず、新しい視点での発想が必要だ、と考えたからだ。

だが、驚きもあった。

地上波テレビで扱われることのなかった無名の安野貴博さんに、15万票も集まったことは、改革ではなく、革新的な都政を求める声であるように感じられる。

また、石丸幸人さんが得票を伸ばしたのは、石丸伸二さんへの勘違い票も、多く入ったのではないだろうか?
投票方法を見直しを示唆しているように思う。

それと、ひまそらあかねさんの得票も、ぼくの予想をはるかに上まわった。
知事への意欲や野心が、いまいち伝わっていなかったが、それでも11万票を獲得した。
反石丸伸二票だったのかが気になる。

成田悠輔さんが、ReHacQに出演し、今回の選挙結果は、絶望でしかないと言った。
まったくの同感である。
石丸伸二さんの選挙戦が、本人曰く、出来ることはやり切ったのなら、やり切らなかった小池都知事が再選されたことは、選挙の意義に疑問を感じる。

選挙のたびに思うのは、期間のことだ。
2週間の選挙戦で、個々のマニフェストを伝えることも、有権者が理解することも、難しいと思うからだ。
結局、知名度が結果に結びつく。
過去の都知事は、有名人が名を連ねている。

個人的には、選挙の公示を半年前にして、論戦を行わしてはどうだろう?
街頭演説は現行通りにしても、そこに至る立候補者に政策を知ることは、とても有意義に思える。
ソーシャルメディアなら、立候補者全員を総当たりにして、一対一のディベートを行うことだって可能だろう。

それと、あの選挙ボードの存在は、見直す時期にきていると思う。
組織力のある立候補者が有利になるのは、公平性に疑義を生じる。
いまは、デジタルサイネージが、町にあふれる時代である。
もうデータを差しだせば、表示できるようにすべきだ。
そうすれば、公序良俗といった判断も、事前にチェックできるはずだ。

今回の都知事選は、時代の大きな転換点のような気がする。
都政だけでなく、国政における選挙も、バージョンアップする時期である。
と思う。



クリスタルがいいの?

2023年12月28日 10時54分35秒 | 迷走する日々

来年、妻は年女だ。

還暦なんだが、本人は嫌がる。

いつまでも、若々しくいて欲しいから、言及を控えている。

まあ、見た目も還暦には見えない。

いいことだ。

 

そんな妻が、干支の置物が欲しいと言った。

そこで調べたら、スワロフスキのクリスタルを発見。

さっそく買って、クリスマスプレゼントとした。

 

こんなに小さいのに、1万円くらいした。

スワロフスキとは、そういうものらしい。

コストの妥当性は不明だが、妻が喜んでいるので、その分だと考えたい。

ブランドそのものが価値なのだろう。

 

そういえば、会社を辞めるときに、バカラのグラスをもらった。

これも、かなり高価なものらしい。

 

ありがた過ぎて、いまだ使っていない。

部屋の飾り物になっている。

装飾に価値あり、かも?

 

でも、グラスなんて、使ってナンボだし・・・。

もし意思があるなら、飾るよりも使ってくれ、とでも言うのかな?

 

ぼくは問う。

棚のウイスキーは、ブラックニッカだけど、いいかな?

グラスは応える。

あなたが美味しいと思うものが一番だよ。

 

まあ、勝手なストーリーを想像し、新年を迎えたら、使いだそう。

本当は、サントリーの山崎とか、イチローズモルトの方が、美味しいと思うんだけど。

しばらくはブラックニッカで。

 

(^_^;)


クリスマスの歌がいっぱい

2023年12月23日 10時27分48秒 | 迷走する日々

もうすクリスマス。

ハロウィンやサンクス・ギビング・デーなど、輸入物のイベントが増えたが、クリスマスは格別だ。

なにせ、還暦を超えたぼくでさえ、子供のころにワクワクした思い出がある。

当時、チキンをたべる習慣はなかった。

ケーキが、嬉しかった。

ローソクに火を灯すと、日常を忘れた。

だから、桃の節句や端午の節句など、日本の風習を含めても、クリスマスが一番だった。

 

12月にはいると、世間はクリスマスムード一色になる。

ラジオからは、さまざまなクリスマスソングが流れてくる。

今日も、「Kissin' Cheistmas(クリスマスだからじゃない)2023」が流れていた。

松任谷由実と桑田佳祐のコラボ楽曲は、おのおののファンにとってはたまらない。

いい歌だ。

 

そのほか、思いつくものを挙げてみると、

★山下達郎の「クリスマスイブ」(いまや定番・印税だけで生活できるんじゃないかと邪推してしまう)、

★松任谷由実の「恋人がサンタクロース」(おねだり好きにはたまらない恋人?)

★B'sの「いつかのメリークリスマス」(カラオケで歌おうとして、B's好きの女性に怒られた)

★マライヤキャリーの「恋人たちのクリスマス(All I want for Christmas is You)」(15分で作ったという噂あり)

★ワムの「ラストクリスマス(Last Christmas)」(ハッピーじゃないクリスマスソング。12月25日は、ジョージ・マイケルの命日)

などなど。

ジョン・レノンやポール・マッカートニーも、クリスマスを題材にした歌があったと記憶しているし、数えあげたら、何百と出てきそうだ。

バレンタインの歌が、国生さゆり一択なのに比べれば、破格の数量といえる。

 

クリスマスというシチュエーションが、物語になりやすいのかな?

親子の幸せな家庭、

恋人たちの愛の深化、

失恋の思い出、

など、やはり愛をテーマにする歌が多い。

負けるな、頑張れ、などのメッセージは、少ない。

(と思う)

 

やはり、この日だけは、夢の中にいたい。

そんな気持があるんだろう。

 

今年の妻へのプレゼントは、彼女が欲しがっていた「干支のクリスタル」にした。

スワロフスキーのクリスタルで、すこしだけ高価だった。

が、たぶん喜んでもらえるはず。

これで愛が深化するかな?

 

まあ、恋人気分を卒業して久しいが、たまにはいいかな。

二人で手をつなぎあるくのも!

 

(^_^;)

 


新語・流行語大賞

2023年12月17日 13時40分45秒 | 迷走する日々

いまさらだが、今年(2023年)の「新語・流行語大賞」の記事を見ている。

相変わらず、知らない言葉があり、それは「流行語」ではなく、「新語」だと理解している。

そう考えると、ぼくの基準では、「新語」が12個、「流行語」が18個である。

 

新語と流行語を、一色単に扱うことに異論もあろう。

ぼくもそのひとりだ。

別々のカテゴリーとして、ランキングする方が、スッキリする。

なんで、ごちゃ混ぜにしたんだろう?

 

 

まあ、それはさておき。

ノミネート語を見てみると。

「I'm wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ)」

「憧れるのをやめましょう」

「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」

「新しい戦前」

「アレ(A.R.E.)」

「頂き女子」

「X(エックス)」

「エッフェル姉さん」

「NGリスト/ジャニーズ問題」

「オーバーツーリズム」

「推しの子/アイドル」

「OSO18/アーバンベア」

「蛙化現象」

「5類」

「10円パン」

「スエコザサ」

「性加害」

「生成AI」

「地球沸騰化」

「チャットGPT」

「電動キックボード」

「2024年問題/ライドシェア」

「ひき肉です/ちょんまげ小僧」

「藤井八冠」

「ペッパーミル・パフォーマンス/ラーズ・ヌートバー」

「別班/VIVANT(ヴィヴァン)」

「観る将」

「闇バイト」

「4年ぶり/声出し応援」

「Y2K」

 

ふむふむ、という感じだ。

 

この新語・流行語大賞、その言葉の発生時期により、バイアスがかかるように思う。

やっぱり、晩夏から初冬に世間を賑わしたものに、アドバンテージがあるようだ。

 

それと、発表時期が12月1日なので、12月に盛りあがった言葉は、必然的にリジェクトされる。

今年で言えば、「キックバック」が涙を吞んだ。

夏頃に発覚したら・・・。

もしかしたら大賞だったかも、なんて思ってしまう。

 

ともあれ、その年の世相を、未来へ残すという意味では、意義深いと考えている。

だからこそ、大晦日まで選考をつづけ、発表は翌年の1月あたりにして欲しい。

その方がスッキリする。

 

(^_^;)