脳卒中をやっつけろ!

脳卒中に関する専門医の本音トーク
 最新情報をやさしく解説します 

Japanese CNS Presidential Address

2016年09月29日 | 学会/研究会
米国コングレスでの発表を終えました。
今年5月に開催した日本脳神経外科コングレスの発表の中からハイライトを紹介し、自分達の研究にも触れました。
とても良かったと多くの方にコメントを頂き、ほっとしました。
それにしても広い会場で紹介までして頂き、あまりにも大々的で恐縮しました。
米国の先生方が日本の私たちに興味を持ってくれていることを嬉しく思いましたし、日本のトップレベルの先生方のお仕事を紹介できたことを誇りに思いました。
Lonser先生をはじめ、関係者の皆様、ご発表の紹介にご協力頂いた先生方、ありがとうございました。

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米国脳神経外科コングレス

2016年09月28日 | 学会/研究会
サンディエゴで開催されている米国脳神経外科コングレスに参加しています。
5月の日本脳神経外科コングレスにお招きしたProf. Lonserが会長として開催されているため、お招き頂きました。
Loser先生の会長講演はとても素晴らしいものでした。
私も明日、5月の日本脳神経外科コングレスの紹介をします。
持ち時間が短いですが、頑張って発表したいと思います。
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Italian couple visit Japan all the way from Rome!

2016年09月25日 | その他
昨日、新幹線からJRに乗り換えたところ、突然、中年の女性に「困ってる外人さんがいるから助けてあげて欲しい!」と声をかけられました。
急いで列車をでてホームに出ると、乗り換えに困った様子のイタリア人夫婦がいました。
尋ねると、京都観光を終えて米原まで来たのだけど、その後、岐阜で乗り換えて、飛騨高山まで行きたいとのこと。丁度、岐阜に向かっていたので案内することにしました。2人はローマから観光で来ていて、大阪→京都→飛騨高山→金沢→東京と、旅行するとのことでした。
高山到着が深夜になるのでタクシーはないかも、と思い、旅館に連絡しました。旅館の人も到着を心配されていたので電話して良かったようでした。お願いしたところ駅まで迎えに来てれるようでした。
それにしてもローマから日本に来てくれるなんて嬉しいですね。今日は天気も良さそうですし、高山を目一杯楽しんでくれることを祈ります。

Yesterday, when I was in JR train at Maibara station, a middle-aged woman asked me to help foreign travelers at the platform. They were Italian couple from Rome just finished Kyoto sightseeing and going to Takayama. They were in trouble to change trains, so I asked them to follow me because I was also going to Gifu.
Their travel plan was Osaka, Kyoto, Takayama, Kanazawa, and Tokyo in order.
I explained how to get to Takayama, but the problem was their arrival would be midnight. I was afraid that no taxi would be available at the Takayama station, so I called the hotel. Actually, they were waiting for the Italian couple. So, I asked to pick them up at the station.
Anyway, I was happy to know that they were visiting Japan all the way from Rome! Today, it is fine. So, I hope they can enjoy Takayama and afterward.
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韓国との友好カンファレンス JKJC

2016年09月24日 | 学会/研究会
今回出席したのは韓国と日本の脳神経外科の友好カンファレンス(JKJC)です。
両国から脳血管障害に関する演題が出され、意見交換がなされました。
韓国、日本ともにシニアの先生方が多く参加されており、友好関係の歴史を感じました。
それにしても釜山、いいところです。
ビーチはホノルルを彷彿とさせるような景色でした。
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釜山

2016年09月21日 | 閑話休題
学会で釜山に来ています。
暗いイメージを持っていたのですが、全然違って都会でした。
町中のレストラン(焼き肉屋?)に入りましたが、店員さん達がとってもやさしくて嬉しかったです。
関空からわずか1時間半。航空運賃も格安。
釜山、いいですね〜
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高知での講演

2016年09月18日 | 学会/研究会
昨日は高知で講演をさせていただきました。
テーマは脳血内治療のトラブルシューティング。
専門医の先生方と症例提示を含めて、ディスカッションしました。
高知のみなさんも頑張っておられました。
会の後もとても楽しく勉強になりました。
みなさんありがとうございました。
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JSNET 2016へようこそ

2016年09月14日 | 学会/研究会
JSNET2016のホームページに、学会紹介の動画が掲載されました。
桑山直也先生&杉生憲志先生との、楽しくてためになるトークです。
ぜひご試聴ください!

http://www.cs-oto.com/jsnet32/
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Dr. Han from Oklahoma

2016年09月12日 | 人物紹介
Dr Hanは米国で血管内治療と外科手術の両方を出かける二刀流脳神経外科医です。
彼はアメリカ生まれですが、彼の奥さんは日本人だそうです。
今回は新しいハイドロコイルを使用した治療の経験を紹介してくれました。プレゼンも素晴らしいものでしたが、それにも増して、彼の話は同じ脳外科医としてとても面白いものでした。
例えば、現在、米国における動脈瘤の血管内治療の半分は脳神経外科医が行っているそうです。10年ほど前までは10パーセントほどだったようなので、短期間に脳神経外科医が血管内治療を行うようになったことがわかります。
また、彼の住むエリアには統合脳卒中センターが1つしかないのですが、その承認条件がいかに厳しいかも教えてくれました。
彼は脳血管障害だけでなく、脊髄手術やパーキンソン病の深部刺激療法まで行っているそうです。わかりやすい英語で、いろんな事を教えてくれました。
アクティブで日本びいきのHan先生と、またお会いできることを楽しみにしています。
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隠れ不整脈を検出する!

2016年09月05日 | 脳梗塞
脳梗塞の原因となる不整脈があります。
その名は、「発作性心房細動」。脳梗塞を起こしやすい不整脈です。

「発作性」というだけあって、普段は全く正常で、突然不整脈が出るのが特徴です。いわゆる隠れ不整脈です。
このため、脳梗塞を起こした患者さんは、長時間の心電図検査が必要です。発作中に心電図をとらないと、診断できないからです。
そこで患者さんは胸の前に弁当箱ぐらいの大きさの心電図の機械をぶら下げて、2日間ぐらい過ごします。これが「ホルター心電図」というものです。
しかしそれでも不整脈の検出率は低い。1−2日では限界があるのです。もっと長時間、検査を続ければ不整脈の検出率が上がるはずです。
そのために開発されたのが、植込み型心臓モニタです(写真)。
http://www.innervision.co.jp/products/release/20161006

一旦皮下に埋め込めば、なんと3年間、持続的な心電図モニタリングが可能なのです。すごいですね。
この新型機種は、わずか5センチ未満ながら、記録した不整脈を自動送信する機能が付いています。
日本でも保険適応になった新しい不整脈検出装置。
より多くの患者さんが適切な治療が受けられる可能性が秘められています。
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