2004年度 私的ベスト10&ワースト3 個人賞 邦画編

少し時期が遅いけど2004年度私的ベスト10&ワースト3　個人賞の邦画編
・2004/1/1～12/31に松本市で劇場公開された映画で、私が映画館で観たものを対象とする
・東京等に行った際、映画館で観たものも対象とする
・リバイバル作品は対象としない
・なお映画館で観た邦画は全部で26本でした(少ないなあ)
※なお、作品名に貼ってあるリンクはこのブログ内の私の映評にとぶようになってます

ベスト10
1. 誰も知らない(是枝裕和)[文句なしの傑作である]
2. 花とアリス(岩井俊二)[巨匠になりきれない感じが素敵]
3. 珈琲時光(候孝賢)[劇場に溢れかえる"?"マーク]
4. ジョゼと虎と魚たち(犬童一心)[痛い恋愛]
5. 血と骨 (崔洋一)[恐怖の大魔王みたいな父]
6. 死に花 (犬童一心)[生きるって素晴らしい]
7. 隠し剣 鬼の爪(山田洋次)[同じような映画を46本も撮って名を上げた男に、「清兵衛と変わらないじゃん」なんて言っても無駄ですから]
8. スウィング・ガールズ(矢口史靖)[所詮ライトコメディにみんな褒め過ぎとは思うけど]
9. クィール(崔洋一)[泣き過ぎでおかしくなりそうだった]
10. ゴジラFinal Wars(北村龍平)[伝統とはぶち壊すためにある]

ワースト3
1.世界の中心で愛をさけぶ(行定勲)[一番悪いのはこんなもんで「感動したぁ」とかぬかす愚民ども]
2.花と蛇(石井隆)[SMファンなら面白いんだろうけどなあ。せめてまともな脚本書いて。天才ライターなんだから]
3.ハウルの動く城(宮崎駿)[・・・ある意味、もっとも難解だった映画]

監督賞：是枝裕和 (誰も知らない)
脚本賞：犬童一心 (ジョゼと虎と魚たち)
作曲賞：[該当なし・・・かなあ]
主演女優賞：鈴木杏 (花とアリス)[蒼井優？笑わせんじゃね―よ。杏の熱い芝居を見ろ］
主演男優賞：山崎努 (死に花 ) [だって最後の幼児化で泣いたんだ]
助演女優賞：田畑智子 (血と骨) [自殺演技に弱い。ちゅーか血と骨の女優はみんな良かったな]
助演男優賞：緒形拳 (隠し剣 鬼の爪) [ワルだったよ・・・]

その他各賞
最優秀必殺技賞:隠し剣 鬼の爪(隠し剣 鬼の爪) [せこっ!!!]
最優秀名セリフ賞:「やっぱマグロ食ってる奴じゃダメか」by北村一輝(ゴジラFinal Wars)
　　　　　　[他にも「ガイガァァァン」by一輝、
　　　　　　　「地球でお前の知らないことが二つある。一つは俺、もう一つはゴジラだ」byドン・フライ(声:玄田哲章)
　　　　　　　「訓練は相手に勝つのが目的ではない。昨日の自分に勝つことだ」by舟木
　　　　　　　などGFWは名セリフの宝庫でした。
　　　　　　　「時間を止めたのさ。君の悲しみの時間をね」byデカレッド、にも魂が震えました]
最優秀癒し賞:ミニラ(ゴジラFinal Wars)[強敵クィールさんを破って堂々の受賞です]
最強モンスター賞:ビートたけし(血と骨) [強敵ゴジラさんを破って堂々の受賞です]
最優秀エロ賞:"考え得る限り最もいやらしいセックス"(ジョゼと虎と魚たち)[一体どういうことしてたんだろうね?ロープは必要らしい・・・]
最微妙主題歌賞:"一思案" 作詞:一青窈、作曲:井上陽水 (珈琲時光)[外人が聞いたらモノローグだと思うよなあ、あれ]
最微妙ミステリー賞:橘さん(仮面ライダーブレイド　ミッシングエース)[ひとりで作品を難解にしていた]
最優秀オマージュ賞:(特捜戦隊デカレンジャー　フルブラストアクション)[これを機に子供たちがジョン・ウーとユンファを好きになってくれるといいのだが・・・]