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あなたがそこにいてほしい

2005-11-09 00:35:34 | 映評 2003~2005
蓼科高原映画祭にて鑑賞。もともとネット配信用に作られた連続5回の10分ドラマを再編集して1本の作品にまとめたもの。私としては珍しくキャスト、スタッフ紹介と簡単にストーリーを記載

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2005年、インターネットメディアシアター
監督 工藤雅典
脚本 日下由子
出演 SAWACO、松本永倫子、横尾弥憲
物語
軽井沢のコテージを訪れた2人の女と1人の男。翻訳家志望の麻衣、その恋人で映画監督を目指す大輔、舞台女優の夢をあきらめたユリ。ユリは結婚を間近に控え、独身最後のひと時を友人たちと過ごすべくこの旅行を計画。しかし自分の結婚相手については何も話さない。
3人のつきあいは大学の映研で映画を撮っていた大輔が、主演してくれないかと2人に声をかけたことから始まる。ユリは彼の映画に出演。麻衣は出演はしなかったがスタッフの一人として撮影に参加。やがて麻衣と大輔は付き合い始めた。
3人の交友関係は続いたが、麻衣は大輔のある夜のある出来事に強い不信を抱いており、そしてまた彼女は大輔にもユリにも話していない秘密があった。その秘密を打ち明けることが麻衣の目的だが、その前に2人に伝えなくてはならないことがあり、それを切り出す踏ん切りがつかない。
2人に伝えなくてはならないこと、それはずっと胸に秘めてきた2人への気持ち、大輔と、そして特にユリのことが大嫌いだということ

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という感じで、一風変わった三角関係ドラマ。
「好きです」とか「ごめん」とか「ありがとう」を伝えたいのにうまく切り出せないというドラマはよくあるし、恋人に別れを切り出すのがつらいなんてドラマもよくあるが、友達に「嫌い」と伝えるまでの心の葛藤を描いたドラマは、長い映画の歴史に無いはずないが私としては初めてでした。

回想シーンがいくつか入るけど、基本的には一晩だけのドラマでありながら、非常に濃密なドラマだったように感じる。
溜まりに溜まったフラストレーションが今にも破裂しそうな精神状態とドロドロした感情が渦巻き、人間の心の複雑さを伝える。
そしてラスト。すがすがしい崩壊。友達づきあいは終わり2人の人生は二度と交わることはないかもしれないが、それが故に2人の友情は永遠のものとなるのではないだろうか。

低予算のビデオ作品、有名スターが出てるでもなく、失礼ですが全く期待していなかったのだけど、思いのほか面白くて引き込まれた。

主演のSAWACOさんは綺麗でした。でもユリ役の松本永倫子という女優の方がすごく印象に残る。唇が色っぽい。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2007-10-17 22:46:20
ただの唇おばけだろう。布団にはいって化粧はないだろう。
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Unknown (しん)
2007-06-12 01:48:01
よく覚えてないけど、布団の中でもこてこて・・・ってそこだけ読むと、セックスする気まんまんぽくていいんじゃない
返信する
Unknown (Unknown)
2007-06-12 00:54:15
唇が色っぽい???
布団に入ってるのにあんなにこてこてにつけてるのは
不自然で気持ち悪いでしょう
返信する

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