※写真は、五輪にちなんで?ちょうど4年前の2018年2月のものです。
今週は金曜日の祝日である建国記念の日を休みにするべく、週の前半は相当に苦労することが予想された。
いくら顧客がエンドユーザー向けの店舗で世の中の休日はあまり関係がないとはいえ、こちらも祝日を毎回つぶして対応するわけにもいかない。
平成の世になってから、業種を問わず「作る方」より「売る方」の力が強くなり、世の中のメーカーは余計な価格競争の波にもまれることになっていて、それはわが社も例外ではないのだろう。
物流現場として金曜日の祝日を休みにするのは簡単ではないが、事務方の尽力もありできることは前倒しにて片づけ何とか一日少ない稼働日をカバーした。
業務が集中した疲れもありこの金土の二日間はゆっくりして、ようやく本欄に手を付ける元気も出てきた。
さて、4日から開幕した北京冬季五輪であるが、いろいろなことはやはりと言うべきか起きてしまっている。
北京での開催は前回の夏季五輪からわずか14年ということもそうだが、雪の少ない同地で冬の五輪というのは招致決定時から違和感があった。
東京五輪で図らずも明らかになったスポーツを食い物にした利権構造は今回の五輪でも「健在」ということであろう。
五輪という大きな舞台だから目立つが、各競技でもこういうことは以前からあり、世界陸上が4年に一度から2年に一度になったり、サッカーのワールドカップも私が知る限りでは出場が24か国から32か国に増えたりしている。
テレビ放映権料の異常ともいえる高騰により、興行面を重視した運営にならざるを得ないのはどの競技も似たようなものかもしれない。
さて今回の五輪、案の定というか、各会場の雪はほぼ人工雪であって、自然の雪とは違う感覚に苦しむ選手も見受けられる。
冬の競技は素人目にもかなり危険なものも多く、アルペンのスピード系競技も控える中、各選手が大きな事故になることなく無事に母国に帰ってほしいと願う。
わが日本勢は、厳しい感染対策が取られる同地にあっても期待にたがわぬ活躍を見せている。
結果的に金メダルには届かなくても、力を出し切れずにそうなったわけではなく「勝った選手をほめるよりない」というパターンは一発勝負の大舞台ではよくあることだ。
もちろん出し切れなかった選手もいるだろうが、4年に一度の舞台を心身ともにピークで迎えられた選手が勝つなりメダルを取るなりするのだろうから、各競技のワールドカップなどで十分な実績がありながら五輪ではダメだったとしても、積み上げたものが色あせるわけでは決してない。
今日のスキージャンプ男子ラージヒルで銀メダルとなった小林陵侑選手も、超の付くハイレベルとなった五輪の舞台でしっかり二本そろえたわけだからそれだけでも素晴らしい。
今大会二種目でメダル二つの選手は誰もいないのだし、あらためて彼が世界最高の選手であることを内外に示したと言えるだろう。
カーリング女子代表のデンマーク戦、最後の一投での大逆転もまた素晴らしかった。
2月は短いこともあり、五輪と付き合っているうちにあっという間に終わってしまうだろう。
春が来れば仕事は徐々に繁忙期に入っていっそう密度が濃くなってくる。
冬の間に体にしみこませた手順を忘れることなく、時間に追われてもしっかり力を出し切れるようにしたい。
それを実現するには一にも二にも健康であることは言うまでもない。
今週は金曜日の祝日である建国記念の日を休みにするべく、週の前半は相当に苦労することが予想された。
いくら顧客がエンドユーザー向けの店舗で世の中の休日はあまり関係がないとはいえ、こちらも祝日を毎回つぶして対応するわけにもいかない。
平成の世になってから、業種を問わず「作る方」より「売る方」の力が強くなり、世の中のメーカーは余計な価格競争の波にもまれることになっていて、それはわが社も例外ではないのだろう。
物流現場として金曜日の祝日を休みにするのは簡単ではないが、事務方の尽力もありできることは前倒しにて片づけ何とか一日少ない稼働日をカバーした。
業務が集中した疲れもありこの金土の二日間はゆっくりして、ようやく本欄に手を付ける元気も出てきた。
さて、4日から開幕した北京冬季五輪であるが、いろいろなことはやはりと言うべきか起きてしまっている。
北京での開催は前回の夏季五輪からわずか14年ということもそうだが、雪の少ない同地で冬の五輪というのは招致決定時から違和感があった。
東京五輪で図らずも明らかになったスポーツを食い物にした利権構造は今回の五輪でも「健在」ということであろう。
五輪という大きな舞台だから目立つが、各競技でもこういうことは以前からあり、世界陸上が4年に一度から2年に一度になったり、サッカーのワールドカップも私が知る限りでは出場が24か国から32か国に増えたりしている。
テレビ放映権料の異常ともいえる高騰により、興行面を重視した運営にならざるを得ないのはどの競技も似たようなものかもしれない。
さて今回の五輪、案の定というか、各会場の雪はほぼ人工雪であって、自然の雪とは違う感覚に苦しむ選手も見受けられる。
冬の競技は素人目にもかなり危険なものも多く、アルペンのスピード系競技も控える中、各選手が大きな事故になることなく無事に母国に帰ってほしいと願う。
わが日本勢は、厳しい感染対策が取られる同地にあっても期待にたがわぬ活躍を見せている。
結果的に金メダルには届かなくても、力を出し切れずにそうなったわけではなく「勝った選手をほめるよりない」というパターンは一発勝負の大舞台ではよくあることだ。
もちろん出し切れなかった選手もいるだろうが、4年に一度の舞台を心身ともにピークで迎えられた選手が勝つなりメダルを取るなりするのだろうから、各競技のワールドカップなどで十分な実績がありながら五輪ではダメだったとしても、積み上げたものが色あせるわけでは決してない。
今日のスキージャンプ男子ラージヒルで銀メダルとなった小林陵侑選手も、超の付くハイレベルとなった五輪の舞台でしっかり二本そろえたわけだからそれだけでも素晴らしい。
今大会二種目でメダル二つの選手は誰もいないのだし、あらためて彼が世界最高の選手であることを内外に示したと言えるだろう。
カーリング女子代表のデンマーク戦、最後の一投での大逆転もまた素晴らしかった。
2月は短いこともあり、五輪と付き合っているうちにあっという間に終わってしまうだろう。
春が来れば仕事は徐々に繁忙期に入っていっそう密度が濃くなってくる。
冬の間に体にしみこませた手順を忘れることなく、時間に追われてもしっかり力を出し切れるようにしたい。
それを実現するには一にも二にも健康であることは言うまでもない。