blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

「最大手」は・・・。

2008-07-02 22:57:29 | 日記
今日は久しぶりに部屋でゴロゴロの休日となった。
前の休みはバンドの本番で朝から音楽漬け。
その前は、早起きして大阪、そのあと金沢という日程だった。
少し疲れがたまっていたので、ちょうどよい休みだった。

午後のわずかな時間外出したうち、先日、公取から排除命令を受けた某家電量販店の店舗にも行ってみた。
人が少ないのは、客離れではなく平日の昼間だからであろう。
売り場をのぞくと、いつもPC周辺でふんぞり返って歩いていた店員が、通路に立ってお客さんが通るたびにお辞儀をしていた。
上からの締め付けがあったことは想像に難くないが、あまりにこれまでと対照的な感じだったのでおかしくなった。

この量販店もそうだが、最近は「業界最大手」の悪事が目に付く。
ついに日雇い派遣を廃業したGW社しかり、である。
これは犯罪的行為とは違うが、私の経験では、運輸業界では最大手と言われるY社の現場は、始終怒号が飛び交うような著しく雰囲気の悪いところだった。
カメラでおなじみのC社では、過労自殺のニュースもあった。
これらに共通するのは、拡大や効率ばかりが優先されて働く人間を大事にしていないところだろう。

こうして見てくると、この競争社会で他より一歩抜きん出ているところは「裏に何かある」と思ってしまいたくなる。
たいそう健全なイメージのある自動車のT社にしても、カタカナ4文字の何とかという活動がサービス残業かどうかで問題視されたばかりだ。

私の勤務先も、業界ナンバーワンと言われている企業である。
いつも書いているのであまり字数は割かないが、効率・利益最優先の体質は1週間も働けば分かる。
全国を見渡せば、商品に針を入れられたり、強盗に入られたり、内部的にも大きな事故が起こったりしている。
針を入れたり強盗をしたりする人間を弁護はしないが、なぜ自分たちのところがそういうことをされるのかは会社として考えるべきかもしれない。
企業活動の中で知らず知らずのうちに誰かの恨みを買うようなことをしていないか、ということである。

現場を過剰に締め付けたり、立場の弱い人間を愚弄したりしての「成長」や「拡大」などやがて破綻する。
今、内心ヒヤヒヤしている「最大手」もあるかもしれない。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 6月を振り返って | トップ | 人の出入り »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事