blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

6月を振り返って

2008-06-30 23:10:38 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
今年ももう半分が過ぎた。
イヤなニュースはなくならないが、せめて身の周りにはいいニュースを増やしたい。

今月のキーワードは「怒り」だ。
とにかく、最初から最後まで怒りっぱなしの1ヶ月だった。

月の初めには、付き合いの長い友人に会った。
私から見ると彼は忙しすぎる。
一緒に遊んでいても心ここにあらず、仕事のことばかりが気になっているような感じがした。
そのせいなのか、彼らしくない振る舞いもあったので、たぶん初めてと言っていいくらいのキツめのメッセージを投げることとなった。
私としては「けん制球」などという甘い気持ちではなく、壊れることも覚悟していた。
結果、深夜にもかかわらず誠実な返答をもらうことができて事なきを得たが、ムダに怒ったわけではないことは彼も十分に分かってくれていると思う。

オリジナル曲を地元の役所に送ってPRしたが、反応はまったくない。
役所として取り上げる気がないならないで言ってくれればいいが、まったくの「無視」とは驚きである。
自分たちで観光振興のネタ1つ作れないで市民の持ち込んだネタを放置するとは、人が持ってきたお中元に文句をつけているようなものだ。
地元のコミュニティー放送にも送ったが、反応は同じだ。
若手のディレクターさん(といっても推定30代半ば)あてに送ったが、「熱血」を標榜するわりにはやることは冷たい。
自分で動いてみて初めて、役所やメディアがどういうものか分かった。

ここ数日の記事でも書いているが、近いところではバンドの某メンバーとの衝突があった。
乱暴な言い方になったことは良くないが、バンドの中に鬱積していたものを吐き出すことはできたかもしれない。

世の中に目を移せば、東京都心での無差別殺傷事件など暗いニュースが多かった。
ワイドショーは「マジメな優等生がなぜ」と報じたが、それは違う。
容疑者が「マジメな優等生だったから」この事件は起きた。
マジメな優等生を演じなければ少年時代を生きて来れなかった容疑者の心中はいかばかりか。
事件を擁護することは絶対にできないが、あのような人間を作り上げた原因はほかならぬ周りの大人にあることは自明であろう。
ゲームや、ネットや、時代や、格差社会などはまったく関係のない話である。
ましてや世代論で片付けようとする人々にはあきれるばかりである。
どんな時代にも殺人鬼は存在した。

怒りを吐き出すことは、それなりにリスクを伴う。
時には壊さなくてもいいものを壊してしまうこともある。
反面、相手の本心が思いがけず明らかになり、より関係が深まる場合もある。

いろいろなことに腹が立つのも元気な証拠であり、一時期の私から見ると本当にありがたいことだ。
けれど、できれば7月は6月よりは穏やかに過ごしたいと思っている。
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