夫の実家に行ってきました。
老健にいる義母が一時退所して自宅に戻ってきたから。
3ヶ月に一回は自宅に戻らなければいけない規則があるそうです。
コロナ禍なので面会はもうずっと禁止のままなので会いたくても会えません。
コロナのことは心配でしたが、義母はもうすぐ89歳、会えるときに会っておかないと後悔しそうで。
このところ体調があまりよくなく、食事も細くなってきてるらしい。
すでに普通食から刻み食、今はゼリー食になってて、それもあまり食べれないみたい。
こうなると、特養に移り点滴なり胃ろうなりする手段もあるそうで。
しかし、今の施設はスタッフさんも手厚く優秀で安心してお任せできてると義兄嫁さんの説明あり。
息子たち(義兄と夫)の判断は、今のところにこれからもお世話になり食べれるだけ食べ自然に任せようみたいな方向になりそう。
老健なら3ヶ月毎に家に戻ってくれば会えるし。
特養になると、もうこの先会えないのではと思ってしまうほど、コロナ生活が長引きそうな気配です。
久々に会う義母は、ぼーっとした表情、目はすぐに閉じてしまうし、言葉も発することはできない。
車椅子にもたれたまま。最近頭がぐらつくようになったので、頭部分がもたれることのできる車椅子に変わっていた。
かなり、認知症が進んでいる。
食事も中々口を開いてくれない。
ちょっと絶望的というか、こんなになってしまってと悲壮感いっぱいでしたが。
三日間滞在とは言っても、実質は初日はお昼過ぎに来たので半日、二日目は丸一日、最終日は朝9時半に施設に戻ったので、厳密に言えば三日間にはならないのだけど。
まあ、その間、家族で代わる代わる傍にいて、話しかけ体に触れ、そして、夫の力作?(笑)昔のビデオカメラをデジタル化したブルーレイを延々見せました。
以前施設で見せてもらったときは興味を示さず途中で止めてしまったとの報告だった。
けれど、今回は目を見開き若き日の亡き夫、自分、息子たち、息子の嫁たち(私です)孫たち、それぞれの動く姿、声、、、
義母に届いたかどうか喋らないのでわからないけど、画面を見続けていたから、多分ぼんやりでもわかって見ていたのだと思う。
声かけても反応が薄かったけど徐々に問いかけに頷いたりするようになった。
そして、最終日の朝には、おはようと声をかけると、おーはーよーとゆっくりな口調だけど受け答えができた。
やはり、自宅にいると刺激があり、眠っていたものが呼び覚まされるのか。
会えるチャンスの時にと、うちの長男家族も駆けつけた。
4ヶ月になったひ孫の顔を見て、なんと笑ったのだ!
赤ちゃんの力はすごい。
施設に戻ったら、スタッフさんたちに口々にお帰りなさいと声をかけられた義母は、なんとたーだーいーまー。と答えたそうだ。
家族との触れ合い、刺激は大事ねとつくづく思いました。
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