犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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かまひも

2017年12月09日 | 日々
ライブをあまりやっていない。
だから、やるならせめて一ヶ月の準備期間が欲しい。
譜面を用意して、曲を理解して、楽器を練習して、練習して、休んで、またさらって…
休んで、のところがどうしても必要だ。
マジメにやってると、飽きたり疲れたり憶えきれなかったりする。
合間が必要なのだ。

とかなんとか言っても、結局、本番直前に詰め込むことになったりする。
今回、6日にトロンボーンで本番がひとつあり、
その準備期間中に、21日のライブのお話が来た。
6日が終わってから取り組むとして、2週間しか無い。
しかしお話をよく伺って、ウクレレ弾き語り一本で行くことにした。
それなら自分で慣れたネタだし、2週間あれば準備できるだろう、と踏んだのだ。



老母84歳。
毎日、何かを探している。
人生のうちどれほどの割合の時間を探し物に費やしているのだろう。

母の生活圏、行動範囲など狭いものだ。
探し物と言っても、食卓の上か食卓の下か、食卓に向かった席の背後の戸棚の中か、
そのどこかに探し物は有る。
しかし、その中でも物は消え失せる。

片付けをすると、その後は決まって探している。
どこに片付けたか、わからなくなるのだ。



ひとごとでない。
自分だって似たようなものである。
「いつものとこ」に有るはずの物が、無い。

「ここよりこっちに置いたほうが良い」なんてヘタに考えて
移すと、瞬く間に移動先を忘れる。



さて、
困った。
ウクレレ弾き語りネタファイルが、いつものとこに、無い。



カレコレヒレハレ、何日探しているか。
6日のライブが終わって、昨日一昨日と、探し続けている。
どこかに紛れ込んでいるのか。
ああこんなことなら全部PDFファイルにしてクラウドにアップしておけば良かったって
そんなことは百も二百も均一に承知しとるわいな。
でも紙の習慣からなかなか転換できない48歳の冬だから。



同級生が言う。
「お釜に紐を結ぶと探し物が見つかるよ」

そんなおまじないにも頼りたくなる。
早速やってみる。
探し物を再開すると、
すぐに、見つかったものがある。

しかし、今回探しているファイルズバリじゃない!
違うファイルだ!
このファイルに入っている譜面を元にしてアレンジした譜面が入っているファイルを探しているんだ!



微妙に違う物が見つかってしまうのは、
「お釜に紐を結ぶ」というのと、
私のやっていることが微妙に違っているせいだろうか。

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