犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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踊らぬ阿呆のいらだち

2023年08月05日 | 踊る阿呆

近所の野崎八幡の盆踊りに行ってきた。

ここは2019年に初めて行って、とても楽しかった記憶が有る。

知らない曲が次々とかかる。
「お手をつないで」
「東京むさし音頭」
「新・二十一世紀音頭」
「沖縄音頭」

この間に炭坑節や東京音頭が挟まる。

はて。
2019年の自分のブログを見てみる。
あの頃は、かかった曲を全て記録していたはずだ。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/6fa6a9122a5ea2d4a20e808bc171a3af

おこさ節
フジヤマニッポン
少年八木節
沖縄音頭
お手をつないで
花笠おどり
松ノ木小唄
チャンチキおけさ
1足す1の音頭
東京むさし音頭

この他に、
火の国太鼓2回、
大東京音頭2回、
炭坑節1回がかかった。
1時間半いて東京音頭が1度もかからないというのは、非常に珍しい。

とある。

なるほど、もっと滞在していれば、もっといろんな曲がかかったのだろう。
「花笠おどり」をしばらく踊っていないな、踊りたいな。

昨日かかった曲はなんというか、賑やかしくって
あんまり情趣を感じなかった。



「新・二十一世紀音頭」の中の
「男と女は恋をする」なんてな歌詞にイラッときたりして、楽しめない。

なんなのじゃ。
植木等先生、三波春夫先生の「新二十一世紀音頭」ではない。

調べると、これは「二十一世紀音頭」のリメイク版ということのようだ。
もとは1970年、万博の年に出た曲を、21世紀に入ってから
一部の歌詞を改変したという。
ズンパ音頭の相原ひろ子さんが歌っている。

ほんとに21世紀になってしまった今となっては、
21世紀に希望をかけた歌詞がなんともやる瀬無い。
そのとどめに「男と女は恋をする」って、
Xジェンダーを自認する私の首をやんわりと絞めてくる。

〽これから 31年たって この世はどうなっているの
誰でもみんなが 幸せになり 平和に暮らしているかしら
これから 百年しあわせづくり この世は二十一世紀
どんなに世界が進歩をしても 男と女は恋をする ハーン

これを1970年当時、レコ大受賞直後の相良直美が歌わされていたと思うと、
なんだかもう切なくて踊ってる場合じゃなくなってくる。
LGBT差別禁止法が悪い形で成立したり、
SNSでは反動的な言説がまかり通ったり、
トランスジェンダーの自死が有ったりという21世紀の今。

じゃあ22世紀音頭を作って夢を託すかい?
違うだろ、もっと今の世の中を暮らしやすくしたいんだい!
と、盆踊りに来たのに一向に楽しめない。

ぶぁ~っと無責任に、植木先生ののびやか~な声で
無責任な歌を聞きたい歌いたい踊りたいじゃないの。
(まあこの歌詞も「ゲンバク」というワードを使った部分にはどうかと思う。1995年)

〽青い地球の カウントダウン
2001年 おめでた音頭
希望 野望の 火がボウボウ
紅白饅頭ホッカホカ

ここで会ったが百年目
めでたしめでたし ソレソレソレソレ 21世紀



そうだ、来年こそはナイアガラ盆踊りに行こう。
大瀧詠一の世界で踊るのだ。



ほとんど踊らずに帰ってきてしまった。
知らない曲ばかり続き過ぎても、気分が上がらない。
疲れているのかな、とも思った。
元気なら、知らない曲も踊ってみよう!ってなる。

今夜もう一度行ってみるか、どうしようか。
体調を第一に考えよう。
コロナ禍前はアホみたいに踊り歩いて、8月初旬にきまって風邪を引いたものだ。

そしてコロナ禍中の巣ごもり生活では、7月下旬から鼻炎をこじらせて副鼻腔炎になりがちだった。
適度に動いて、夏を乗り切れるようになりたいのだ。

と書きつつ「おこさ節」の振り付けを調べる…と、
あっ、おぼえている。手拭いをくるくる回す楽しいヤツだ!
やっぱ行こうかな…

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