犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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足くさなど

2019年04月30日 | からだ
[あらまし] 同居母86歳パーキンソン病要介護2認知症状少々。
変形性股関節症のため、股関節全置換手術を受けた後、
患側の脚が1cmあまり長くなってしまった。
パーキンソン病と相まって歩きにくく、転倒の危険が有る。
そのため、健側に1㎝の補高をした靴を、室内でも履いている。

ずっと靴を履いているせいか、
もともと血流が良くないせいか、
足の指の間がふやけて、ふやけた白い皮がぼろぼろと剥けた。
ちょっと洗わないでいると、足は異臭を放った。

毎日、石鹸で足を洗う。
そのために、訪問看護に入ってもらった。
そうして2週間経ったら、だいぶ良くなった。
指の間の剥がれは無くなり、新しい皮もしっかりできている。

ついでに、歩き方の癖や靴の履き方のせいでできていたらしい、
足の裏のタコ、これも痛くて歩きにくさの大きな原因になっていたのだが、
改善してきた。

足の様子を見て、思わず私は言った。
今までの50年の中で一番いい状態なんじゃない?
しまった。50年は言い過ぎだ。
50年前の母の足を私は知らない。
しかし、50年近く前、幼い頃に見た母の足は、
ガチガチに角質化していた。

母は机に向かって仕事をしながら、その足の皮を手で剥くのが癖だった。
剥いた皮は独特のにおいがする。
ああ、私は今、爪を「ぱき、ぱき」といじる音が嫌いだが、
その頃の記憶のせいかもしれないな。



しつこく書くけれど、冷え性を放置してはよろしくない。
血は全ての源だ。
温かさ、栄養、細胞の材料、全ては血液によって運ばれる。
動くことや、ケガや病気を治すことも、血流が有ってこそできることだ。

血流の状態が良いかどうかは、温かいかどうかで確かめられる。
冷えは他の問題の指標になるのだ。

だから、手足の先が冷えていたら放置しないほうがいい。
よく動かし、伸ばし、毛細血管を育てるベシベシ!



病気になって入院したときに、ベッドでもおしっこできないと
とても苦労するそうだ、
ついてはいつでもどこでもおしっこできるように練習しておいたほうがいい、
そのためにはまずお風呂場でおしっこを出すという方法が有る。

と、20年だか前に教えてくれたのは、母だった。

私は、もともと野外で小用を足すことも野ぐそもさほどの抵抗が無い。
だから、この教えを聞いても、なんだか自分はうまくできるのではないか、
と思ったものだ。
しかし、同時に、教えに対して謙虚でもございましたので、
さっそく、風呂場でおしっこしてみた。

何の抵抗も無い。
なぜこんなことができない人がいるのか、うっかりすると分からないくらい、
自然である。
そもそも、紙で拭いてまた下着を履くなどということも無く、
お湯で洗い流せるのだから、入浴前に便所で用を足すよりも衛生的なんじゃないかと
思うほどだ。

じゃあベッドに横たわったまま尿瓶に排尿できるか。
じゃあベッドに寝たきりのままオムツの中に排尿できるか。
となると、またちょっと違うだろう。

とは言え、トイレで便器の中に排尿する、という形に
こだわりを持っていると、困った時により困るだろう。
それはプライドに関わるからだ。

寒くてトイレに起きたくない、
なんて夜に、オムツ履いて寝てみて、
尿意で目が覚めたら排尿を試みてみるか。
練習しとくか。



練習はいいけど、寝たまま排尿することに
うっかり慣れたら、おねしょしかねないな。
いや、そうなったらオムツして寝ればいいのか。
あれ?なんか本末転倒か。

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