犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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風雨

2019年10月12日 | 日々
のんきに構えていられるのも、
住まいが高台の上だからだ。

多摩川の河岸段丘の、国分寺崖線の上つまり武蔵野台地の上に住んでいる。
川は5㎞先の下だから水に強く、地盤は良くて揺れにくく、突風も無く雷も起きない。
やけに住み良い所に住んでいるから、
のんきに構えていられる。

同じ市内でも、沿岸の人は避難している時だ。



中学二年生の時に、部活の夏合宿中に台風が来た。
山間の渓流沿いの合宿所は、川が崩れると危ないというので、
楽器を置いて避難した。

行きは小型のバスで通って来た道だったが、
田んぼは一面水浸し、どこが道だかなんだか分からないような状態になっているところを
女子中高生がぞろぞろと歩いたような記憶が有る。

既に部活を引退しているが、音大受験なので合宿に参加していた高校三年生が2、3人いた。
先輩がブツクサ言いながら歩く短パンの太ももの白さが目に焼き付いている。なんだこりゃ



小学生の頃、家族で福井の親戚の家へ、車で旅行したことがある。
子どもだったので、道順は憶えていない。
泊まった場所も正確に憶えていない。
黒部ダムを見たり、郡上白鳥の辺りを通ったりしたような気がする。

ある日に泊まった宿は、川沿いの道に面していた。
部屋から川が見える。
川は涸れていて、水が無い。
妙なものだ。行ってみよう。と、
両親と散歩しているうち、ポツポツと雨が降り出したのだったか。

部屋に戻って川を見ていると、見る見るうちに濁った水が流れてきて、
さっき歩いていた川床などあっという間に見えなくなった。
激しい濁流がうねり、2mはあろうかという岩がゴロンゴロンと流される。

山の水は本当に恐ろしい。



多摩川の様子をライブカメラで見られる。
スーパー堤防の内側に水が満ちている。

水は、通り道を見つけると流れができて、勢いを増し、
その勢いで破れ目を広げ、流れの勢いは更に増す。
危ない。

福生市にも避難指示が出た。
中流域の中でも上流だ。



デイサービスも訪問介護も今日はお休み。
ご本人様にもお休みしていて欲しいものだ…。

自宅は今のところ無事だ。
先日張り替えた波板も無事だ。
みなさまの安全を祈ります。
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