犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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出口周辺のこと

2019年03月10日 | 犬と暮らす
「けっこう毛だらけ猫灰だらけ、おケツの周りはクソだらけ」

「男はつらいよ」のフーテンの寅さんのセリフだ。
おケツをちゃんと拭いていないのだろうか。



何もそんなにたくさんの人にブログを読んでもらいたいと思っているわけでもないが、
毎日、何人の人が読んでくれたか、気にはなるものだ。
増えた減ったで一喜一憂するというほどでもないが、
なんだかやっぱり読者が増えると嬉しいもので。



ブログの[ジャンル]を[ペット]の中から[犬]なんてのに設定すると、
ちょっと多くの人の目にとまる、ような気がする。

犬は飼っておるし、好きなほうなので、そちらの話題には事欠かない。



週末は気楽な話を書くように心がけている。

だからってどうかと思うけれど、昨日の話題はウンチ袋であった。
犬の話題、且つ、気楽にウンコの話。
犬とウンコはマッチングが良い。非常に良い。



散歩しながら、飼い犬ジーロくん去勢オス13歳半、の後ろ姿を見る。

ジーロくんの引き締まった小さいケツの穴が私は好きだ。
犬の肛門にも、いろいろ有る。
色、毛の生え方、締まり具合、毛の生えていない面積。
我が犬の肛門は、多様な肛門の中でも、なかなか二枚目な肛門だと思う。



仔犬の肛門なんか、小さくてピンクでふわふわで、殊更に愛らしい。
幾度、指先でつんつんとつついて愛玩したことか。

いやしかし、仔犬の場合、寄生虫の問題が有る。
むやみに肛門に触れると、そこには虫の卵が付いているかもしれない。
それが自分の指先に着くかもしれない。
それが自分の体内に入るかもしれない。
危険。

だから、きちんと虫下しの済んだ仔犬の肛門つんつんを
私はお勧めする。



散歩しながら、飼い犬ジーロくん去勢オス13歳半、の肛門を見る。

おや。いつもより大きくはないですか?

便意の迫っている時、肛門は広がり、大きく見える。
しかし、今のそれはその状態ではない。
しかも黒っぽく見える。
いかん。これは、肛門の周囲に便が付着しているのである。



犬は排便の際、背を丸めて肛門が真下を向くようにしゃがむ。
そして、便の切れはたいへん良い。
だから、肛門の周りにウンコが付くことは、滅多に無い。

しかし、ちょっと体調が悪くて便がやわらかいと、
周りの毛に付いてしまったり、
便が出切る前に体を起こしてしまったりする。

下痢してしまった後などは、
おすわりの姿勢から後足を上げてお尻を地面に付け、
前脚で掻いて前進する。
こうやって、犬はケツを拭く。



便がゆるかったのに、尻を拭かなかったのだろう。
我が犬ジーロくんの肛門の周りの毛に、ウンコが付いて固まっている。
これはいかん。かっこわるい。

拭き取ろうとしても、簡単には拭けない。
肛門周囲の短い毛に固着しているからだ。
お湯をゆるく絞ったタオルをしばらく当てておいても、
なかなか取れない。
風呂場に入れてシャワーでしばらくお湯を掛けても、
なかなか取れない。

乾いて落ちるのを待つか。
室内で飼っている。どこに落ちると言うのか。イヤだ。

乾くのを待って、指で崩せば取れるか。
肛門付近は、そこまで乾かないようだ。ダメだ。

毛ごと抜け落ちるのを待つか。
一本の毛が抜けるのは、その毛の寿命ですぐに抜けるが、
何本もの毛が汚れで束になっているので、束の内のどれかの毛が生えていれば
なかなか落ちない。そんなに待てない。



数日の間、あれこれやった末、
私は結局、鋏で切った。
便の付いた毛を、切った。

鋏で切る真横では、肛門が反応している。
肛門のすぐわきの毛をチョキンと切る刺激に応じて、肛門がヒクついている。
そうだよね、イヤだよね。
ちょっと手元が狂ったら肛門をチョキンと切りかねない。緊張する。

そんなことをされながらも、寝たまま起き上がろうとしなかった。
本当におとなしい犬だ。
おかげで、本来の肛門周辺の姿を取り戻した。
毛はちびてしまっているが。

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