犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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切磋琢磨

2014年03月18日 | 椰子の実の中
[あらすじ] 他者と接触することで、文化は成長する。


個人は文化の最小の単位だ。
人と人との関わりは、異文化の接触のもっとも卑近なものだと思う。
う個人の次に小さいのは家族、それから親戚やご近所さん、
同級生、同窓生、町内会、PTA、市、都道府県、民族、国家…。



1989年のベルリンの壁崩壊から、1991年のソ連崩壊、東欧諸国の変革。
共産主義国家が倒れて行ったのは、他の主義主張を抑圧したからだと考えられる。

抑圧されても反体制分子は無くなるもんじゃない。
圧力がかかれば破裂するわいな。

ある主張には必ず反対の主張があって、それがぶつかり合うことで
双方がそれぞれの主張を発展させることができる。

自分と異なるものを避けていると、成長することができず、
自ら朽ちてゆく。



共産主義が間違っているのではなく、共産党一党独裁だったり、
誰か一人の独裁政権になることが問題なのだ。
それは共産党に限ったことではない。
日本も、今でこそ政権交代があり得るが、
1993年の非自民・非共産政権(首相は日本新党の細川護煕)までは
戦後の主権回復からずっと自由民主党の政権が続いた。
今もその地盤は続いている。



国が内部から崩壊しないためには、政権が力を持って他を制するのではなく、
異なった主張のものと討議をする必要がある。

素早い強行採決なんかやってると、国は一歩一歩、崩壊へ向かう。

そんな国、よその国から見て尊敬されないよ。

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