犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

寝起き

2012年11月10日 | からだ
寒くなってくると、私はたちまち朝起きる時間が遅くなる。
太陽に合っている、というわけではなくて、実はわけがある。



人間の体内リズムは、なぜか約25時間となっているそうだ。
24時間で自転してんだから、それに合わせりゃ楽なものを。
一日一時間ずつ、後ろへずれてしまうではないか。

しかし、よくしたもので、朝、光を浴びることによって、
体内時計はリセットされるのだ。
ずれたリズムを補正して、すっきりと新たに24時間を過ごし始めるためには、
光が必要なのだ。

逆に言うと、夜、眠っている間は暗くしている必要が有る。

脳みその奥に、松果体という部分がある。
松の実の名のとおり、ちっこい物なのだが、これが
目を通して入ってくる光を感知する。

夜、暗い中で眠ることで、この松果体からホルモンが出る。
メラトニンというこのホルモンが出ることで、熟睡できる。

ところが、松果体が光を感知するとメラトニンは充分に分泌されない。
すると、眠ってはいても必要なだけの熟睡にはならない。
眠る時には部屋の灯りを消して暗くする必要が有るのは、ここに理由がある。

メラトニンの分泌は、他のホルモンへの影響も有るので、
夜暗くすることは身体の様々な機能に大事なことだ。



さて、ぐっすり眠れるメラトニン。
この分泌を止めることで、すっきり起きられる。
と考えられる。

灯りで分泌が抑えられるのだから、朝は明るくしてやればいい。

朝スッキリ起きる方法~
枕元に電気スタンドを置く。
コンセントにはデジタルタイマーを設置する。
起きたい時刻の30分くらい前にタイマーをセットする。



私は窓際を頭にして寝るのが好きだ。
そして、雨戸はおろか、カーテンも閉めない。
朝、自然に明るくなると、目が覚める。

ところが、数年前から、家の前の道に街頭が立てられた。
幅2mも無い、夜は誰も通らない砂利道。
こんなところに街頭を立てても、効果は私の睡眠障害くらいだと思う。

今は、街頭の手前の庭木がすくすく育つことを願っている。
幸い、常緑のシロダモが伸びてきている。
来年あたりは夜は暗く眠れそうだ。

私が寒い季節に起きられない理由は・・・
布団を頭までかぶってしまうから。
慣れないと苦しいと思うが、これは風邪防止にはとてもよい。
のどが冷えたり乾いたりしない。

山の上にテントで泊まる時に、頭の先まで寝袋に入らないと
寒くてたまらんので、慣れてしまった。

ただ、朝になっても薄暗いので、目が覚めにくい。
すっと目覚める頃には、すでに小鳥が鳴いている。



節電や防犯を謳う時代になって、デジタルタイマーは
安価で出回っている。
お目覚め前に点灯。
起きられない方、ちょいとお試しください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 関東だもの | トップ | アンサンブルしようぜ! »

コメントを投稿

からだ」カテゴリの最新記事