犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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おがたん

2021年12月16日 | うつろい
[あらすじ] 薪ストーブを使っている。
今年はたくさんの伐木を貰うことができたので、
贅沢に使えている。

それでも、部屋の北側の勝手口からの隙間風がひどい。
薪ストーブだけで室内を充分に暖めようとしたら、
けっこうガンガンに燃やさなければならない。
ちぃと勿体ない。

そこで、食卓の下に火鉢を置いて、
ストーブの中でできた焼け炭を運んでは置くことにした。
足元が温まると、全身が温まる。
食卓の下に火鉢を置くと、食卓の天板が広く温まって、
部屋も暖まる。

そのうち、物置に古い炭が有るのを思い出した。
そいつをくべればいい。

どうやら、バーベキューか何かをやった時の消し炭だったようだ。
消し炭は、半ば燃やした後なので、
見た目は黒々とした炭でも、なんだか軽くてスカスカして
あっという間に燃え尽きてしまったりする。

たくさん有ると思ったけれど、そんな質の炭は
どんどん消費してしまった。

新しく質の良い炭も有った。
直径2-3cmの枝の炭なのだが、持ち重りがする。
着火しにくいが、長もちする。



暖を取るためだけなので、あんまり上質な炭を使うこともないだろう。

オガ炭を買った。
製材する際に出たおがくずを圧縮して作った材を炭にしたものだ。
一辺3.5㎝くらいの四角い棒だが、真ん中に径1cmくらいの穴が空いている。
重たく硬い感触だ。

家に有ったなにやら上質げな炭よりは着火しやすく、
熱量も高く、なんと言っても長もちする。

それに、フツウの炭と大きく違うことが有る。
爆ぜないないのだ。

炭は、パチパチと爆(は)ぜて、火の粉が火鉢の外に飛び散ることも有る。
食卓の下に置いて、化繊の靴下を履いていたりすると、
どうも危なっかしくてしょうがない。

ところが、オガ炭は爆ぜないのだ。
炭が爆ぜるのは、きっと空気か水蒸気が熱で膨張して爆発するのだろう。
オガ炭は、もともとが細かいおがくずのかたまりだから、
均質でもあるし、密閉された部分ができにくいのではないだろうか。
だろうだろう。

室内で使うにはありがたい特徴だ。
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