犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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おつかれいんぼー

2019年04月29日 | LGB&T
昨日は東京レインボープライドのパレード、ブラスバンドで歩いた。

今年は募集期間が遅かったせいか、それとも
例年のステージ演奏が無かったせいか、
参加者が半減した。
それでも60人はいるので、充分な人数ではある。

14時に先頭が出発した?のかどうかも、
8番の我々には分からない。
ただ、自分たちがパレードを一周歩いて、会場に戻った後も、
まだ最後尾の人たちは出発待ちで待機していた。
最後尾がゴールしたのは18時頃だったのかな?
たいへんな規模だな。

1万1千人という発表のようだ。



出発点で、警察官が「デモ」という言葉を使うのを聞いて、
参加者が「デモなんだ、これ…」とつぶやいていた。
そうですねー、
道路使用許可を取る枠組みで言えばデモ。



沿道からの応援の言葉は、「Happy pride!」だ。



社会に対する怒りのメッセージを書いたプラカードなどを掲げるのは、
お祭りであるこの日にふさわしくない。

という言説まで聞かれるようになってきた。



第一回のレズビアン&ゲイパレードの日を思い出す。
渋谷の街を歩いて、宮下公園でイベントを催した。
2000人くらいだったっけ?

今思えばちいこいちいこいイベンドで、
なんたってアタシ自身の参加してるバンドまで演奏しちゃったもんね。あはは。
一回目ならでは。叩いてくださいはいどうぞ。

テキトーに音楽流して踊る時間も有ったような記憶。
でも、真っ昼間に着飾ったドラァグクイーン&キングたちや
夜の二丁目か、なんちゃらキャンプでしか集まんないような人たちが
渋谷の街で楽しそうに笑っているのは、良かった。

それまで、そんなお祭り無かったんだから。



だから、お祭りの意味が大きいのは分かっている。
でも、社会への働きかけを終えて良いほど平穏な世の中にはなっていない。

日本は、くさいものにはふた、の伝統がある。
見た目を美しくする伝統がある。
見えないのは、無いからじゃない。ふたをしているからだ、
ということがよくある。

見えないのは、無いからだ。
というやり方そのものに、同性愛者が無いものにされてきたのだから、
自分たちが同じやり方で「もう差別は無い」なんて言うのは
足元に穴を掘るような行為だと思う。



ただゾロゾロ歩いていても、意味はよく伝わらないもんね。

言いたいことを一枚のプラカードに収めるのって、とても難しい。
短い言葉でまとめると、乱暴になりがち。
でも、しっかり伝えるためにはインパクトも必要。
毎回とても悩む。



今年は、原田のぶお先生に頼った。
テレビドラマ『俺のスカート、どこ行った?』の主人公だ。

のぶおに扮した古田新太さんの似顔絵に一喝していただいた。
ドラマ中のセリフどおり書いた。
パクリだよ。どうなんだろう。

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