犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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嵐の前

2019年10月11日 | 日々

[あらすじ] 隣の奥さんから店頭が品薄なことを聞いて、
スーパーに行ったら棚が空っぽになっている様子に驚いた。

そなえあればうれいなし
なんて諺が有るから、ここぞとばかりにみんな買いだめするのか。



テレビの情報番組でいろんなことを言っている。

考えてみると、
パックのご飯だのレトルトのおかゆだの冷凍のおかずだの、
カップ麺だの飲むゼリーだのなんだの、
食べ物の備蓄はやたらと有る。
同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々が、
簡単に調理して食べられるものは
いろんな種類を欠かさないようにしている。

ついでに、どらやきとかりんとうとロシアケーキと水ようかんと
梅干しとおでんならたくさん有るよ。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/acc419d0f50b5a8a0f808b7d859cc841

普段あれこれ補修したりするから、
適当な大きさのブルーシートも有れば、養生テープも有る。

介護用のポータブルトイレが有る。
ポータブルトイレの中に犬のトイレシートを入れれば、
水分は吸ってくれるしにおいも少なくて済む。
使用済みのシートを捨てるために、においの漏れないポリ袋も有る。
普段、犬の散歩中のうんこを持ち運ぶために使っているからだ。

自室でいつも使っているから、カセットコンロとボンベも有る。
太陽電池式のライトも有る。



普段から、自室に避難している、と言えなくもない。



災害時給水拠点が、家の近所に有る。

この拠点は、東日本震災後にできた。
各地に整備されたのだろうか。

自宅から400mほどの所に、浄水場が有る。
調布市というのは水の豊かな所であり、
ここにも深井戸が有る。



実は、2011年3月11日の地震の際に、この場所の水道管が破裂した。
道路のアスファルトの割れ目から、じゃんじゃん水が溢れ出た。
管の割れ目というのは、漏れる水の勢いで広がるので、
水漏れはだんだん激化する。
地震直後はなんでもなかったが、
数時間後に水は勢いを増していた。

まさにその場所の目の前に、災害時給水拠点ができている。
なんとなく皮肉なもんだ。



さきほど、夜9時少し前に、最寄りのスーパーに行った。

さすがに、もう人の波は引いている。
明日は臨時休業だし、今日はみんなが買いだめしたので、
商品棚はガランとしている。

こんな時間に来ている人は、普段と行動パターンを変えていない
ブレないけど世の中からはズレた人のようにお見受けいたす。(含む自分

どんな時でも冷静な人。というのがかえって逃げ遅れてしまうのだ。
と、友人Bが言う。
そうかもね。

とは言え、
私の前に並んだ三十代女性の買い物は
「瀬戸内レモンいか天」と「氷結マンゴー」。
いつもの週末の夜をこれから過ごす、といった感じで
いっそすがすがしい。

こんな人と一緒に逃げ遅れて酌み交わしてみたいもんだと思った。

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