犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

試練の道

2012年11月06日 | 流民の窓
毛無山の話を続ける。

そうそう、毛無山は毛無なんて言っているけれど、
ちゃんと木が生えている。
1946mの頂上も、木が生えている。

北へ連なって、本栖湖を見下ろす位置の竜ヶ岳は、
標高1485mしか無いのに、上は笹薮だ。
しかも、1200mくらいまでは木が生えていると言っても、
杉の植毛だ。じゃない、植林だ。

ついでに、今回登った富士山の西側の毛無山以外にも、
北側の河口湖側にも毛無山という山がある。
まだまだ。全国にはなんと20ヶ所あまり毛無山が有るようだ。

どうでしょう、毛無山行脚でもしてみては?
どんな願いが叶うやら。



さて、犬。

わが犬は短毛で、この手の犬のご多分に漏れず、
水が苦手。
川に連れて行って、足首あたりまで水に浸かろうもんなら、
へんな顔になって動きが止まる。

そんなにイヤならさっさと上がれば良いのに、
さらりと動けなくなるようなのだ。

そんな犬を連れての毛無山、下山ルートは沢沿い。
ごめんね。
コースの説明にも「ロープで支沢へ下る」とか
「沢横切る」とか
「右岸へ2回渡る」とか
穏やかでないことが繰り返し書いてある。

特に、「右岸へ2回渡る」ってのが意味が分からん。
右岸へ2回渡るためには、間で1回はまた左岸へ渡るんじゃないのか?
そう考えている今、右岸にいるってことは、
最初にまず左岸へ渡るんだろ?
じゃあ都合何回沢を渡るわけ??

行ってみたらそこは、沢がいくつにも枝分かれしては合流する、
広い場所だった。なるほど。

水苦手犬カバサは、這い蹲うようにして流れに近付く。

「はーい、渡るよ。おいでー」
おかまい無しにリードを引く。

カリカリカリ
岩に爪を立ててしがみ付く。
だめだこりゃ。

またも抱っこ発動。

ファイト連発。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ファイトーー!!! | トップ | 脱皮は命懸け »

コメントを投稿

流民の窓」カテゴリの最新記事