犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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雨と屋根と

2018年05月13日 | Do it myself
家のすぐわきに生えている庭木が有る。
ひとつは南東角のクヌギだ。

どんぐりは本当はクヌギのどんぐりのことを言う。
他の木のどんぐりはどんぐりとは呼ばないのが、ほんとらしい。
クヌギのどんぐりは、丸くて大きい。
いかにも「どんぐり」という感じがする。

葉は長め。
常緑だが、春に新しい葉が出るときに、古い葉が枯れて降る。



拾ってきたどんぐりから育ったものらしい。
すいすい伸びて、あっという間に4、5mになる。
1m足らずのところでぶった切っても、またすいすい伸びる。
また5mくらいになっている。

春の落ち葉と秋のどんぐりとが、屋根に落ちて、樋に溜まる。
溜まった葉と実が朽ちて土となる。
土で詰まった樋にまた葉と実が溜まる。
水はけも悪くなり、朽ちやすくなる。

雨樋が詰まっているので、雨が降ると集まった水が軒先からジャバジャバと溢れる。
手入れしなきゃ。



もうひとつは北西のキンモクセイだ。
こちらも常緑で、枝が多く、葉は密に繁る。

落ちた葉と花が樋に溜まる、朽ちる、詰まる。
玄関先も樋から溢れた水で滝になる。

成長は速くない。だから、しょっちゅう手入れせねばならないわけではない。
しかしほったらかしたらごちゃごちゃして扱いにくい。
成長が遅い分、枝は硬くて切るのはホネだ。



二階から屋根に出て、クヌギの枝を切る。伐る。剪る。
雨樋の中に詰まった葉とどんぐりと土を掻き出す。

下に降りて、切った枝を集めて移動し、細枝を切る。
細枝を落とせば、切り枝はかさばらない。



やれやれ。もうくたびれた。
と、ごみを出しに玄関を出た。

お隣の爺さんが庭仕事をしていて、ちょうど目の前にいる。
挨拶から立ち話。

「屋根にかかってる木を切らないと、屋根が腐るよ。
枝が屋根にかかってると、湿気てカビて腐っちゃうんだ。」

ですよね。
だから今その作業をしているんだてば。言われたくなーい。
けど、言われるのは分かっている。前にも言われた。
「そうですねー。いそがなきゃ。」

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