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ダーツで遊ぶ。
一人、家で、黙々と。
以前は、私の音楽の先生がウチに来て、ゼロワンゲームをしたものだ。
301とか。
しかも、お互い調子に乗っている時には、
ダブルイン、ダブルアウトでやったりもしていた。
※
持ち点を早くゼロにしたほうが勝ち。
最初の持ち点は、301点。
3本づつダーツを投げて、当たった点を引いていく。
ダーツの的は、一番外の細い部分がダブルと言って点数が2倍になる。
ダブルアウトとは、ゲームの最後は必ずダブルで終えなければいけない、というルール。
だから、直前のスローで奇数になっちゃったり
最後が残り1点になったりすると、上がれない。
残り点数を、どのように配分して取っていくか、というのが
ゲーム終盤の妙味である。
ダブルインとは、ゲームのスタートはダブルで始めること。
ダブルに入らなければ、いつまでも点数がカウントダウンが始まらないのだ。
※
つまり、ダブルイン・ダブルアウトは、
ほっそいダブルの的に狙って入れられるくらいの腕の有る人の遊び方だ。
特にダブルインは厳しい。
そんなルールを使って遊ぶほど、私は上手だったんだっけ?
と思うほど、今は見る影も無い。
※
当たった点数をとにかく累計していく、カウントアップという
基本的なゲームが有る。
3本1セットを8回。つまり24本のダーツの合計点というわけだ。
ダーツの的は、1~20点である。
上の中心は20点で、その両隣は1点と5点。
下の中心は3点で、その両隣は19点と17点。
そう、ちょっと外すとずいぶん違う。
意地悪な配置になっているのだ。
中央の円は25点、更にど真ん中は50点である。
中央の円のことを「ブルズアイ」つまり雄牛の目と呼ぶ。
ここも、狭いほうがダブルになっているわけだ。
また、半径の中央にも帯が有り、ここに入ったら得点は3倍である。
ど真ん中に3本連発命中したらかっこいいけれど、
実は点数の一番高いのは20のトリプルなのである。
外せば0点というのを含め、ブルを除き、
ダブルやトリプルも除外して考えると、
ホゲッと投げたら平均点は10点ということになる。
だから、24本投げれば、アホでもクソでもハナゲでも240点は取れる計算になる。
なる気がする。
なのに、ど下手状態だと、240点いかなかったりする。
おそろしい。
※
私はソフトダーツではなく、ハードダーツで遊んでいる。
センセイの持っているのがハードだったから、
ハードしかやったことが無かったから、
ハードを買った。
どヘタ糞なので、
家の廊下の突き当りの壁を、ボードで覆って、
その上にダーツボードを設置した。
サイザル麻をものすごい圧力で束ねて金輪で締めてある、
ハードダーツのボードだ。
「トン!」
と刺さる音が心地よい。
※
10年以上、遊んでいなかったような気がする。
久しぶりに投げてみたら、クソヘタになっていた。
そりゃそうか。
インターネット時代になっているので、
あれこれ見て、初心者の練習方法を学ぶ。
※
自分で考えて実践していた事が有る。
投げる前に、ボードの目の前に近付いて、
構えて、ダーツを持ったままブルに刺す。
ブルの位置、自分との角度、
ブルに刺した時の自分の腕、肩、肘の角度を
ゆっくり実感できる。
投げる前にこれをやるとやらないとで、
結果がずいぶん違う。
※
そんなこんなでジワジワと
どヘタクソがフツウの初心者くらいになってきた。
でも、カウントアップ300点という初心者レベルから伸びない。
やれやれ、伸びないなあ、ツラいところだなあ、
と思いながら、毎日投げていた。
すると、ある日、ガタガタと崩れてきた。
まとまりだしてきていた3本が、バラバラに散らばる。
投げ方が安定していない証拠だ。
一昨日と昨日と明後日の方向にそれぞれ飛ぶ。
点数は、バカでも取れるはずの240点を下回る。
おそろしい。
※
写真は、そんなおそろしいビギナーズスランプのある日の3投だ。
もったいないくらいきれいに20点の中央寄りに3本がまとまっている。
なにやっとんじゃ。
まったく、まぐれな気がする。
それくらい、他はバラバラだったのだ。
※
今日。
いつものように投げたら、
ダーツがゆっくりと軌道を描いてボードに飛んで行った。
奇妙な感覚である。
もう一本投げた。
やっぱり、飛んで行くコースがちゃんと見える。
動体視力が上がった?
いや、
ダーツを投げるとどう飛んでいるのか、
やっと見えるようになったのだ。
狙った所に入ったり、ダーツが集中したりしてきてはいない。
いないのだけど、不思議と点数は良くなった。
たまたまトリプルに入る回数が増えたのだ。
こりゃたまたまだ。
ブルを見て投げて、ブレる範囲がたまたまトリプルの辺りの径だったら、
そりゃトリプルに入りやすくなるわいな。
しかし、400点取れた。
※
早くクリケットで遊びたーい。
※
ここから脱初心者となるか。
「軌道が見える」感覚が今後どう働くのか。
次の変化まで、遊び続ける根気が有るかな?
一人、家で、黙々と。
以前は、私の音楽の先生がウチに来て、ゼロワンゲームをしたものだ。
301とか。
しかも、お互い調子に乗っている時には、
ダブルイン、ダブルアウトでやったりもしていた。
※
持ち点を早くゼロにしたほうが勝ち。
最初の持ち点は、301点。
3本づつダーツを投げて、当たった点を引いていく。
ダーツの的は、一番外の細い部分がダブルと言って点数が2倍になる。
ダブルアウトとは、ゲームの最後は必ずダブルで終えなければいけない、というルール。
だから、直前のスローで奇数になっちゃったり
最後が残り1点になったりすると、上がれない。
残り点数を、どのように配分して取っていくか、というのが
ゲーム終盤の妙味である。
ダブルインとは、ゲームのスタートはダブルで始めること。
ダブルに入らなければ、いつまでも点数がカウントダウンが始まらないのだ。
※
つまり、ダブルイン・ダブルアウトは、
ほっそいダブルの的に狙って入れられるくらいの腕の有る人の遊び方だ。
特にダブルインは厳しい。
そんなルールを使って遊ぶほど、私は上手だったんだっけ?
と思うほど、今は見る影も無い。
※
当たった点数をとにかく累計していく、カウントアップという
基本的なゲームが有る。
3本1セットを8回。つまり24本のダーツの合計点というわけだ。
ダーツの的は、1~20点である。
上の中心は20点で、その両隣は1点と5点。
下の中心は3点で、その両隣は19点と17点。
そう、ちょっと外すとずいぶん違う。
意地悪な配置になっているのだ。
中央の円は25点、更にど真ん中は50点である。
中央の円のことを「ブルズアイ」つまり雄牛の目と呼ぶ。
ここも、狭いほうがダブルになっているわけだ。
また、半径の中央にも帯が有り、ここに入ったら得点は3倍である。
ど真ん中に3本連発命中したらかっこいいけれど、
実は点数の一番高いのは20のトリプルなのである。
外せば0点というのを含め、ブルを除き、
ダブルやトリプルも除外して考えると、
ホゲッと投げたら平均点は10点ということになる。
だから、24本投げれば、アホでもクソでもハナゲでも240点は取れる計算になる。
なる気がする。
なのに、ど下手状態だと、240点いかなかったりする。
おそろしい。
※
私はソフトダーツではなく、ハードダーツで遊んでいる。
センセイの持っているのがハードだったから、
ハードしかやったことが無かったから、
ハードを買った。
どヘタ糞なので、
家の廊下の突き当りの壁を、ボードで覆って、
その上にダーツボードを設置した。
サイザル麻をものすごい圧力で束ねて金輪で締めてある、
ハードダーツのボードだ。
「トン!」
と刺さる音が心地よい。
※
10年以上、遊んでいなかったような気がする。
久しぶりに投げてみたら、クソヘタになっていた。
そりゃそうか。
インターネット時代になっているので、
あれこれ見て、初心者の練習方法を学ぶ。
※
自分で考えて実践していた事が有る。
投げる前に、ボードの目の前に近付いて、
構えて、ダーツを持ったままブルに刺す。
ブルの位置、自分との角度、
ブルに刺した時の自分の腕、肩、肘の角度を
ゆっくり実感できる。
投げる前にこれをやるとやらないとで、
結果がずいぶん違う。
※
そんなこんなでジワジワと
どヘタクソがフツウの初心者くらいになってきた。
でも、カウントアップ300点という初心者レベルから伸びない。
やれやれ、伸びないなあ、ツラいところだなあ、
と思いながら、毎日投げていた。
すると、ある日、ガタガタと崩れてきた。
まとまりだしてきていた3本が、バラバラに散らばる。
投げ方が安定していない証拠だ。
一昨日と昨日と明後日の方向にそれぞれ飛ぶ。
点数は、バカでも取れるはずの240点を下回る。
おそろしい。
※
写真は、そんなおそろしいビギナーズスランプのある日の3投だ。
もったいないくらいきれいに20点の中央寄りに3本がまとまっている。
なにやっとんじゃ。
まったく、まぐれな気がする。
それくらい、他はバラバラだったのだ。
※
今日。
いつものように投げたら、
ダーツがゆっくりと軌道を描いてボードに飛んで行った。
奇妙な感覚である。
もう一本投げた。
やっぱり、飛んで行くコースがちゃんと見える。
動体視力が上がった?
いや、
ダーツを投げるとどう飛んでいるのか、
やっと見えるようになったのだ。
狙った所に入ったり、ダーツが集中したりしてきてはいない。
いないのだけど、不思議と点数は良くなった。
たまたまトリプルに入る回数が増えたのだ。
こりゃたまたまだ。
ブルを見て投げて、ブレる範囲がたまたまトリプルの辺りの径だったら、
そりゃトリプルに入りやすくなるわいな。
しかし、400点取れた。
※
早くクリケットで遊びたーい。
※
ここから脱初心者となるか。
「軌道が見える」感覚が今後どう働くのか。
次の変化まで、遊び続ける根気が有るかな?
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