犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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社会から孤立する

2014年07月04日 | LGB&T
[あらすじ] ブログ上でカムアウトした。
http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/52070d05edf2677ddafe5136fe54b25
生物学的には女性、 性自認は女性でもなければ男性でもなく、恋愛対象は女性。


話の途中だった。
世の中は異性愛が基本で、自分はそうではないので、
共通認識が根底に無いため、会話がいちいち成立しない。
という話だった。

世の中、と書けば大き過ぎて話が薄まるが、
身の周り、と書けば話はより具体的になる。

学校の休み時間での会話、部活の帰り道での会話、
親との会話、テレビの中のできごと、歌のことば・・・
すべてから自分はズレている。

そう感じると、孤立する。

孤立はいかん。ちょいとつらい。
何事もそうかと思うけれど、人が問題を抱えてそれを解決していくときに、
他の人が助けてくれたり、他の人のあり方が間接的に助けになったりする。
孤立の何がいけないって、そこから外れちゃうことだ。
解決の助けから遠のいてしまうのだ。

だから、世の中での孤立は案外、立ち直りのチャンスがある。
他の人がたくさんいるから。
しかし、小さい単位の中で孤立すると、なかなか突破は難しい。

社会の小さい単位と言うと、
家族とか、ごく近所のコミュニティとか、なかよしの友達グループとか。
数人単位の、より親密な場である。

私の場合、バンドの中で孤立しちゃったことがある。
すると、パフォーマンスが下がる。
ライブステージでの演奏が仕事だったので、まさに、パフォーマンスが
下がってしまい、結局のところクビになる。

もちろん、どこのバンドでもそんなことになるわけではない。
そのバンドの持つ雰囲気、それを決めるリーダーの考えが
大きく影響するように思える。
メンバー個々との関係は悪くなかったから。


社会の中で孤立している人は、理由はさまざまに、多くいるだろう。
あるひとつのマイノリティの孤立の仕組みを知ることは、
他の多くの人の抱える問題を解決するヒントになると思う。
甚だおせっかいだが、そんなことも考えながら、自分の話を書いている。

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