テレビを観ない。
テレビを観なくなって何年になるか分からない。
テレビ番組の内容云々が理由なのではなくて、
テレビを点けてあると次から次へと観てしまうことや、
観ないなら観ないで消しゃあいいのに点けっぱなしにしがちなことや、
しゃべりのテンポが速すぎることや、
曜日によらない生活をしていることや、
ビデオデッキが故障してそのままほったらかしにしたことや、
あれやこれやが理由だった。と思う。
テレビをダラダラ観ない代わりにyou tubeで何かと観ていた。
自分の観たいものを選んで、それを観たら終わり。選択的である。
ところが、これも次から次へになりがちになってきた。
インターネットサイトは、こちらの興味の有りそうなものをじゃんじゃん勧めてくる。
あらこんなの有るの面白そう、とハメられる。
そんな折、民放テレビの見逃し配信サイトというものを教わった。
あれ?動画サイトで観るのとほぼ同じ快適さでテレビ番組が観られるじゃないか。
疲れた脳みそに、テレビドラマ観賞という受け身はちょうどいい。
※
いくつか観て感じたことが有る。
テレビは視聴率が取れなければならない。
だから、多くの人にウケる内容を目指す。
おのずと、今の世相を映すものになる。
テレビドラマのテーマも、時代を反映したものになる。
そこが、面白い。
なにがしかのメッセージを含むことも有る。
テレビの制作現場で、働くことの意義を学び取っていく、
主人公の私だけに妖精のおじさんが見える、という『私 のおじさん~WATAOJI~』。
他人の過去を体験できる特殊能力を持った主人公が、
派遣社員として勤めるイベント制作会社の部署のみんなを立て直していく、
『ハケン占い師アタル』。
など、いわゆる成長ものは観るとすがすがしい気持ちにすらなった。
※
高校時代の同級生4人の小さな不正も暴く『絶対正義』も、
日本人にとって大きな課題を提示していると感じた。
主人公のきめゼリフは、「私が正してあげる。」「私、何か間違ったこと、言ってる?」だ。
彼女の「正義」は細かく執拗だ。
職場で私用携帯を充電するのも「窃盗よ。」と止めさせる。
その「正義」は法を根拠としている。
同級生の不倫関係を正すときも、民法770条を持ち出したりする。
一方で、男性の子どもたちにも真実を告げる、などと言う。
モラルや身内の人間関係を大切にする、というよりは、
ただ法に定めるところに基づいているのだ。
つまり、モラルや人間関係といったものは、複雑であり、
人によって違いが有ったりして、なかなか「これ」という一つの答は出るものじゃない。
その点、法律として明文化されているものは、それが答だ、というところなのだろう。
ドラマの結末は何やらハッピーで、違和感が有った。
ちょっと調べてみたら、やはり、原作とは違う結末にしてあったようだ。
そんな容易な物語ではないはずだ。
原作を読んでみる、か。
※
この『絶対正義』の中で、DV夫から離れたい子持ちの主婦という役を演じた人の
演技がすばらしかった。
これまでドラマを観ていないせいで、俳優さんの名前をちっとも知らない。
調べてみたら、美村里江さん(旧名ミムラ)の写真が出てきて、
これまた女優らしい雰囲気の写真だったので、驚いてしまった。
他の出演作品も観てみたい、と思わされた。
※
『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』は、たいへん映像が美しかった。
セットに差し込む光の、角度、淡さ。
カメラワークの妙。
妙なのよ。
そこでそんなに力を入れる?というくらい、美しいカメラワーク。
登場人物たちは、お茶請けのお菓子の話か何か、
ストーリーとは無関係の雑談をしているシーンで、
無駄に美しいカメラワーク。
一体どういう人が撮っているのだろう、と調べると、
関和亮さんであった。
ああ。
以前、PerfumeのPVはどんな人が作っているのだろう、と調べたときに出てきた名前だ。
なるほど。納得だ。
※
この『QUEEN』で、竹内結子さん演じる主人公の弁護士を補佐する
若い弁護士、与田知恵を演じている俳優さん、これまた
とんとドラマを観ないものだからお名前も存じませんで。
と思っていた。
※
以前、『夢をかなえるゾウ』の読書感想文記事で触れたが、
2008年にテレビドラマ化されており、それをyou tubeでちょこちょこ観ていた。
3月に入って、いろんな連続ドラマが最終回を迎えたら、
TVerは、以前のヒット作をいくつか配信し始めた。
その中に、『夢をかなえるゾウ』も有った。
古田新太演じるガネーシャ様と、反発しながらも教えを請う主人公、
えーと、この女優さんも知らない。
と思って調べたら、水川あさみさん、この『夢を~』が初主演だという。
ふーん、他にどんな作品に出演しているのだろう、とリストを見ていたら、
一番下から二番目に『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』与田知恵役、とある。
ゲゲッ、まったく気付いていなかった。
あああ
うええ
髪型まるで変ってるし、
だって身長も違って見える…
※
知っている。
髪型が違うと、同じ女性と認識できない。
これって、
おっさんの証拠だ。
おっさんだおっさんだ、
あたしゃおっさんだから女性を見分けられないんだ。
顔をちゃんと見ていないんだろうか?
じゃあどこ見てんのよ!
テレビを観なくなって何年になるか分からない。
テレビ番組の内容云々が理由なのではなくて、
テレビを点けてあると次から次へと観てしまうことや、
観ないなら観ないで消しゃあいいのに点けっぱなしにしがちなことや、
しゃべりのテンポが速すぎることや、
曜日によらない生活をしていることや、
ビデオデッキが故障してそのままほったらかしにしたことや、
あれやこれやが理由だった。と思う。
テレビをダラダラ観ない代わりにyou tubeで何かと観ていた。
自分の観たいものを選んで、それを観たら終わり。選択的である。
ところが、これも次から次へになりがちになってきた。
インターネットサイトは、こちらの興味の有りそうなものをじゃんじゃん勧めてくる。
あらこんなの有るの面白そう、とハメられる。
そんな折、民放テレビの見逃し配信サイトというものを教わった。
あれ?動画サイトで観るのとほぼ同じ快適さでテレビ番組が観られるじゃないか。
疲れた脳みそに、テレビドラマ観賞という受け身はちょうどいい。
※
いくつか観て感じたことが有る。
テレビは視聴率が取れなければならない。
だから、多くの人にウケる内容を目指す。
おのずと、今の世相を映すものになる。
テレビドラマのテーマも、時代を反映したものになる。
そこが、面白い。
なにがしかのメッセージを含むことも有る。
テレビの制作現場で、働くことの意義を学び取っていく、
主人公の私だけに妖精のおじさんが見える、という『私 のおじさん~WATAOJI~』。
他人の過去を体験できる特殊能力を持った主人公が、
派遣社員として勤めるイベント制作会社の部署のみんなを立て直していく、
『ハケン占い師アタル』。
など、いわゆる成長ものは観るとすがすがしい気持ちにすらなった。
※
高校時代の同級生4人の小さな不正も暴く『絶対正義』も、
日本人にとって大きな課題を提示していると感じた。
主人公のきめゼリフは、「私が正してあげる。」「私、何か間違ったこと、言ってる?」だ。
彼女の「正義」は細かく執拗だ。
職場で私用携帯を充電するのも「窃盗よ。」と止めさせる。
その「正義」は法を根拠としている。
同級生の不倫関係を正すときも、民法770条を持ち出したりする。
一方で、男性の子どもたちにも真実を告げる、などと言う。
モラルや身内の人間関係を大切にする、というよりは、
ただ法に定めるところに基づいているのだ。
つまり、モラルや人間関係といったものは、複雑であり、
人によって違いが有ったりして、なかなか「これ」という一つの答は出るものじゃない。
その点、法律として明文化されているものは、それが答だ、というところなのだろう。
ドラマの結末は何やらハッピーで、違和感が有った。
ちょっと調べてみたら、やはり、原作とは違う結末にしてあったようだ。
そんな容易な物語ではないはずだ。
原作を読んでみる、か。
※
この『絶対正義』の中で、DV夫から離れたい子持ちの主婦という役を演じた人の
演技がすばらしかった。
これまでドラマを観ていないせいで、俳優さんの名前をちっとも知らない。
調べてみたら、美村里江さん(旧名ミムラ)の写真が出てきて、
これまた女優らしい雰囲気の写真だったので、驚いてしまった。
他の出演作品も観てみたい、と思わされた。
※
『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』は、たいへん映像が美しかった。
セットに差し込む光の、角度、淡さ。
カメラワークの妙。
妙なのよ。
そこでそんなに力を入れる?というくらい、美しいカメラワーク。
登場人物たちは、お茶請けのお菓子の話か何か、
ストーリーとは無関係の雑談をしているシーンで、
無駄に美しいカメラワーク。
一体どういう人が撮っているのだろう、と調べると、
関和亮さんであった。
ああ。
以前、PerfumeのPVはどんな人が作っているのだろう、と調べたときに出てきた名前だ。
なるほど。納得だ。
※
この『QUEEN』で、竹内結子さん演じる主人公の弁護士を補佐する
若い弁護士、与田知恵を演じている俳優さん、これまた
とんとドラマを観ないものだからお名前も存じませんで。
と思っていた。
※
以前、『夢をかなえるゾウ』の読書感想文記事で触れたが、
2008年にテレビドラマ化されており、それをyou tubeでちょこちょこ観ていた。
3月に入って、いろんな連続ドラマが最終回を迎えたら、
TVerは、以前のヒット作をいくつか配信し始めた。
その中に、『夢をかなえるゾウ』も有った。
古田新太演じるガネーシャ様と、反発しながらも教えを請う主人公、
えーと、この女優さんも知らない。
と思って調べたら、水川あさみさん、この『夢を~』が初主演だという。
ふーん、他にどんな作品に出演しているのだろう、とリストを見ていたら、
一番下から二番目に『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』与田知恵役、とある。
ゲゲッ、まったく気付いていなかった。
あああ
うええ
髪型まるで変ってるし、
だって身長も違って見える…
※
知っている。
髪型が違うと、同じ女性と認識できない。
これって、
おっさんの証拠だ。
おっさんだおっさんだ、
あたしゃおっさんだから女性を見分けられないんだ。
顔をちゃんと見ていないんだろうか?
じゃあどこ見てんのよ!
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