久しぶりに鮭の遡上でも見に行くか。
そろそろ始まるはずだが、ピークはいつだろう。
きっと、利根大堰の観察室のサイトにライブカメラとか
毎年の遡上数のデータとか、有るだろう。見てみよう。
※
有った有った。
遡上データの表がPDFで見られる。
https://www.water.go.jp/kanto/tone/water/fish-data/index.html
さっそく、昨年のデータを見る。
?
表に、「0」が並んでいる。
なんだろう。
PDFだよね?表示エラーじゃないよな。
いや、数字はちらほら入っている。
これは、こういう数値なのだ。
なんと、令和4年10月~12月に、利根大堰で観察された鮭の遡上は
たったの64匹なのだ。
驚いた。
海水の温度が上がっている影響だかなんだかで、
なんとかの種類の魚の遡上がどことかの川で見られなくなってきている、
なんてな話はチラホラ聞いていた。
いくら稚魚を放流したところで、
河口の海域の水温が高かったら、帰って来ようもない、ということらしい。
※
10年近く前に、利根大堰の観察室に行って、
鮭の遡上の様子を撮影した。
その映像を使った動画がこちら。
曲は「しおじゃけのうた」である。
https://www.youtube.com/watch?v=a-ifq8m5d9A
しおじゃけ、しおじゃけ、鼻曲がり
どうしてそんなに曲がったの?
『くまの子ウーフ』で知られる神沢利子さんの詞である。
その動画を作成した時の事を書いた自分の記事を読むと、
動画を公開したのは2014年で、
遡上を撮影しに行ったのは前年の2013年ということが分かる。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/6f4364327bfee69585eea1b81fd1e80c
※
利根川の鮭の遡上の数は激減しているんじゃないか。
「利根川 鮭 激減」で検索すると、関連記事がすぐにヒットした。
https://www.saitama-np.co.jp/articles/30009/postDetail
これによると、2013年がピークで、その後、激減しているとある。
※
利根大堰観察室のサイトのデータから、
毎年の鮭の遡上固体数を書き出してみる。
平成23年(2011) 15,095
平成24年(2012) 15,889
平成25年(2013) 18,696
平成26年(2014) 8,759
平成27年(2015) 12,338
平成28年(2016) 4,038
平成29年(2017) 3,389
平成30年(2018) 4,142
令和元年(2019) 129
令和2年(2020) 140
令和3年(2021) 36
令和4年(2022) 64
本当に、びっくりする。
私はとてもラッキーなことに、ピークの年に見に行ったというわけだ。
遡上を撮影することを思い付いてから実際に行くまでに数年は経っているし、
その後、減っていくことなんか予想できているわけが無い。
つまり
私は、ただただラッキーであった。
※
2013年の11月の何日に行ったのだろう。
やはり、ブログにねちねちと書いてある。
午後に着いて観察室に行って、そこいらへんに1泊して、
翌日も観察室に行ったり、周辺の観光をしたのを憶えている。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/dbae4199bf4e121b3a0d111354897cb1
当時使っていた、ZOOMのQ3HDだっけ?を立てて撮影している様子の写真だ。
懐かしいわえ。
読んでみると、バッテリーに関して人的トラブルが有って、
充分に撮影はできなかったようだ。
ポータブルソーラー発電機を持っていれば。
(今は持っている。)(得意気)
外からの写真。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/51aa7c234a3175c5a670365de1e8fa2b
どうやら、2013年の11月15日16日に行ったようだ。
観察室の遡上数データによると、
15日が611匹、16日が310匹だったという。
そう、確かに、一泊した翌日に粘ってみたものの、
前日よりも頻度が少ないと感じたのも憶えている。
とにかく、ピークに見ることができたのは良い経験になったと思う。
遡上の様子が映った前掲の動画を是非見てくださいねっつの
https://www.youtube.com/watch?v=a-ifq8m5d9A
※
新潟は村上の三面川に見に行ってみたいとも思う。
利根川に関しては、鮎の数が多いという。
昨年などは189,564匹だというから鮭とはまた桁違いだ。
魚が多いなら、鳥も多いだろう。
来年は行ってみようかいな。
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