犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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脱けそびれその後

2019年08月22日 | イキモノタチ

[あらすじ] 犬の散歩コースの近くで朝5時頃、脱皮の途中で絶命している蝉を見た。


あまりにウンザリしたので記憶が定かでないので、
自分のブログを検索してみた。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/a36d9c2ea3cfe885068110376ff764ea

庭で万願寺唐辛子を作ったらホオズキカメムシというのが大量に付いたので、
箸でつまんでは取って、洗剤を溶いた水で溺死させたのだ。
その数96という。

再発生するかと思ったが、これで退治できたと書いてある。
しかし、この退治作業にウンザリして、翌年以降、万願寺唐辛子はおろか、
他の野菜も作る気が失せてしまった。

カメムシ×96の死にゆくニオイが凄かったのだ。



それは、ある意味、清涼なにおいでもあった。
柑橘系というか、ちょっと甘いような酸っぱいような。

調べてみると、グレープフルーツや青りんごに喩えられていた。
なるほど。近い。
近いけれど、そのどれともつかないニオイであり、
且つ、強いニオイなので、なんだか香料っぽい。

まあ、96のカメムシの溺死体を目の前にせずに
このニオイだけを嗅いだら、
「うーん、なんだろう?果物?でも知らない果物だから、
何か南国フルーツ系かなあ?」
なんて思うだけなのかもしれない。



調べると、このホオズキカメムシは食べられるらしい。
しかも、美味らしい。
生でいけるらしい。

とほほ。
万願寺唐辛子ついでにおいしいカメムシも獲れる。とは
考えにくい。私は試してみたくない。



犬の散歩の途中で、犬のお友達に会う。
蝉の脱け殻の話をしていたら、中の一人が
「蝉は唐揚げにするとおいしい」と言い出した。

からりと唐揚げにしたら、食感もあまり気にならないだろうか。

世界に昆虫を食べる文化が有ることも知っているし、
蜂の子やイナゴの佃煮を食べたことも有るが、
なぜか蝉もカメムシも食指が伸びない。

考えてみれば、エビやカニとそう変わらない食感だろうに。



西東京市にある六都科学館で、夏休み企画として昆虫展を開催している。
並行して、カフェで特別メニューを出しているのだという。
やれやれ。

「コオロギパフェ」
・コオロギ、ケラ、バッタをトッピング(原産国:タイ)
・コオロギパウダーを使用したアイスクリームとブラウニー
「昆虫クルトンのヴィシソワーズ」
・バッタ(原産国:タイ)、ミルワーム、アリ(原産国:ミャンマー)をトッピング



脱皮の途中で絶命した蝉の所へ、11時頃に寄ってみたが、
もう跡形も無くなっていた。

さて。
カラスが取ったか、猫が取ったか、
子どもが取ったか、美食家が取ったか。

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