犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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目覚まし犬

2019年03月08日 | からだ
疲れている、と感じる。
主に、朝に感じる。
寝起きの感覚が重い。



子どもの頃から寝起きが良かった。
母は、私を起こすのにあまり苦労したことが無い、と言う。
日曜日くらいはゆっくり朝寝したかもしれないが、
そもそも夜も早くに寝た。
小学校4年生の頃だったかに、同級生に教わって
夜にラジオを聴くことをおぼえたが、
21時からの放送が始まるまで起きていられないこともしばしばだった。

中学生になったら、朝4時頃に自転車で出かけて
多摩川っぷちを走る、ということをした。
そのために早く寝た。寝られた。



23時にも介護士さんが来て、母の様子を見てくれることになった。
おかげで、安心して眠れる。
夜の間、室内のどこかで転倒して朝までそのまま、ということは
これで無くなる。

とは言え、やはり、23時に犬が吠える。
私も目が覚める。
犬をしずめるために起きて行く。

そこから再度寝付くまでに時間がかかる日も有る。



睡眠時間としては短くはないが、
身体の睡眠のリズムによって寝起きしていないのがよろしくないようだ。
朝6時に介護士さんが来た時に、玄関の音にも気付かない日が有る。
さすがに犬が吠えると気付く。



何時に起きるか決めて寝ると、大体ぴたりとその時間に目覚めることができる。
という技を持っていた。
普段と違う時間に起きる日には目覚まし時計を使う。
だが、目覚まし時計をセットしておくと、その時刻の5分ほど前に目覚める。
だったら目覚まし時計は要らないんじゃないか、とも思うほどだ。

しかし、この頃はお疲れ調子なので、どうもうまくいかない。
起こされる、という感覚を久々に味わっている。



すんなり起きられるような目覚まし時計のかけ方、
というのが有る。

眠っている間、レム睡眠とノンレム睡眠が入れ替わる。
よく、90分ごとと言われるが、あれはほんの平均値である。
人によって違う。
また、体内時計は実は25時間だから、毎朝同じ時刻には目覚めにくい、と言われるのも
あれもほんの平均値である。
24時間より体内時計の一日が短い人もいる。

レム睡眠はREM=rapid eye movement、つまり
目がギョロギョロと動くことから名付けられた。
この時、目覚めやすいということだ。

レム睡眠の時に夢を見る、と言われてきたが、
近年、そんなことないぜ、という研究結果が出ている。
定説というのも、読んで字のとおり、説に過ぎないのだ。
新説も今後繰り返し追試され、あるいは新しい機器や方法によって
検証されるべきなのだろう。

目覚まし時計のかけ方に戻るべし。
小さな音でまずかけて、30分後くらいにもう一度かける。
ということらしい。

書いておいてナンなんざんすが、私は自分で試していない。
だってそこまでしなくても寝起きが良いんですものー。

レム睡眠の時だと、小さな音でも目が覚める。
この、小さい音、というのがミソなのだ。
目の覚めにくいノンレム睡眠中に聞いたら聞き逃してしまうくらいの
小さい音で良いのだ。

そうすると、起きにくいノンレム睡眠で起きなくて済むし、
レム睡眠に切り替わっている30分後にはその音量でも目が覚める、
というわけだ。

ほんまかいな。



介護士さんが玄関の扉をそっと開ける音で目が覚めるのは、
レム睡眠の時。
起こされた、という感覚はあまり無く起きることができる。

介護士さんが玄関の扉をそっと開ける音は気付かず、
犬がワンワンと吠えたてる声で目が覚めるのは、
ノンレム睡眠の時。
こういう時は目蓋も身体も頭も気分も重く、起こされた、と感じるのだろう。



犬が吠えなきゃなんの問題も無いのだが。

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