犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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東京リベンジャーズの始まり

2023年07月04日 | よみものみもの
久しぶりに漫画を読もう。
いまどきはインターネットで試し読みができるぞ。

そう考えて、あるサイトに無料登録して、
『子供を殺してくださいという親』を数話読み、
気分がズーンと沈む。

ここいらでちょっと楽しみたい、と思う。
そういえば、友人Mが『東京リベンジャーズ』が面白いと言っていた。
普段ちっとも漫画を読まない人が言うのだから、ホントだろう。

「ただのツッパリの喧嘩じゃなくて、
タイムリープとか成長とか、ストーリーが面白いのよ。」
と熱弁していた。
少年漫画に成長はつきものだし、
タイムリープは最近また非常に流行っているが、
などという茶々は入れない。

読んでみよう。



物語が始まって9ページ目で主人公は早速タイムリープする。
あーら話が早い。
そして3ページ後には、それが12年前の同じ日だと判明する。
ほいほい。
サクサク。

そう。

物語の舞台は、2017年7月4日から、2005年7月4日に飛ぶ。

えええええっ!!!

それを私は2023年の7月4日に読んでいる。

こんなことってある?



えーと、自慢じゃないが、
この手の「ヒキ」は、何度も経験している。

本を読むと、
その物語がちょうど読んでいる今の季節。
同じ月の同じ頃、くらいまで合致したことは、
何度も有る。

作品を読んでいて、臨場感を持ちやすい。
蒸し暑さとか、冷え込みとか、空の色とか、街の音とか。
そういう舞台設定を、想像せずとも体感しながら読めるのだ。
これはいい。

作品を読む時、作中の時期と同じ頃に読むことをお勧めする。
主人公の感じている情動を、身体で読み取ることができるだろう。



それにしても、
ずばり今日。というのはちょっと珍しい。

作品の冒頭から、重要な要素である「日付」が提示されるわけだが、
それが、今日なのだ。

これで作品に引き込まれないわけが無い。



電子図書だから、数字のところが「今日」の日付になるように
プログラムされているんじゃないか、
とさえ疑った。
しかし読み進むと、絵の中に日めくりカレンダーが描かれている。
やはり7月4日だ。

疑い深いので、「東京リベンジャーズ タイムリープ 日付」
と検索してみる。
作品の骨組みとして、日付は重要なのだ。
きっちりまとめているファンサイトが有った。



今日って7月4日だよね!?
2023年だよね!?

と、私も中学時代に付き合っていた彼女の家に駆け付けたくなった。

そんなもんいないけどさ

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