犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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1969ロックの年

2013年06月16日 | なりもの
[あらすじ]
昭和44年生まれの同級生と毎月何かの曲をやってみている。


メンバーの誕生月には生まれ年の曲をやろう、というテーマを決めたら
選曲がぐっと楽になった。
ついでに六月はロックにするというテーマを決めたら今度は
選曲がぐっと難しくなった。

ウクレレと三線とバラライカ。
この優しいクリーンな音色と、あんまり難しいことをやろうとするとフリーズしちゃう
技術で、なおかつ楽しめるような曲・・・
そんなのゴロゴロ有るかいな。

そうなると、技術は無視。
アレンジで簡単にするか、当たって砕けるか。
今回はテーマだけで選曲!どーん!

1969年。
それまでロックを先導してきたビートルズが最後のアルバム「アビイ・ロード」を
発表し、解散へ向かう。

新しいロックの奔流。
これしかない!
レッド・ツェッペリンのファーストアルバムの一曲目、「goodtimes badtimes」。

中学生の頃、ラジオで聴いて衝撃を受けた。
イントロ。
「ガーガッ!」
ええ~!?
「ガーガッ!」
ええ~!?
「ガーガッ!」
ええ~!?
「ガーガッ!カカンカンカンカカカン」
ええ~!?
「ガーガッ!タッドッタタッドッタタドドタン」
がーん

イントロも衝撃的だが、この曲にはいくつかの特徴がある。
○短い。
○1番と2番でリフ(伴奏のパターン)が違う。
○もちろん歌のメロディも違う。
○歌詞の長さも違う。
○キーも違う。

ここまで違っても一つの曲なの?
共通点は最初の拍の
「ガーガッ!」
これ。これったけ。

そして、ペイジのギター・ソロを挟んでもう一度サビに行った後、
ケロリと元のキーに戻る。
うーん、大胆不敵。
型破り。

ボーナムのドラムスも、聞いたことのないパターンだ。
ドッドッタ、ドタドドタドドタッ!
何それバスドラ三連符!?

中学生の私は度肝を抜かれてしまった。
しかも自分が生まれた年にとっくにやっている音。
自分はなんて遅れて生まれてきたのか。と思った。

中学生の時に度肝を抜かれたもう一つの曲は、
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの「I want to take you higher」だ。
これも1969年の曲。
なんて年なんだ!

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