児童は1000人くらいらしい。
保護者の会もそりゃ盛んだろう。
屋台も各種とりそろえ、焼きそばから射的まで有る。
土のグランドだ。
櫓の周囲の光の中を見ると、
ものっすごいホコリが舞っているのが見える。
帰ったら風呂入って頭も洗おう。
※
櫓の上では地元の婦人会などが踊る。さらに、
曲ごとに交代で、子どもたちを櫓の上の輪に加える。
みんな適当に踊る。いいぞ
私は子どもの頃、櫓の上に上がりたいとも思わなかった。
そもそも、踊りの輪にすら入れなかった。
踊り自体に興味が無かった。
踊りたいとも思っていなかったような気がする。
※
学校で盆踊りってのは楽しい。
いつもと違って夜店なんか出ていて楽しい。
そもそも、夜、学校に入るってだけでワクワクする。
7時も過ぎた頃に、家を出る。
5時くらいから「おまつり」自体は始まっているが、
盆踊りの輪ができるのはそんな時間なはずだ。
ウチから歩いて10分ほどだ。
しかし、音が聞こえて来ない。
風向きの都合だろうか。
たまに浴衣の子どもとすれ違うから、やっていることはやっているのだろう。
学校のすぐ裏手に着いても、音はさほど賑やかではない。
聞こえてくる。という程度だ。
なるほど、校舎がかなりの防音壁になっているのだ。
※
ウチから反対方向に10分あまり歩くと、また別の小学校が有る。
そこでも毎年「なつまつり」が開催される。
周辺は広い広い公園用地や、植木畑が多かった。
しかし、最近になって新たな住宅が増えた。
すると、クレームが入るようになった、と聞く。
うーむ。
小学校の行事の音が気になるようなら、
小学校の近くの家なぞ買わなきゃいいのに、と私は思う。
小学校が騒々しいのなんて、分かりきっていることじゃないか。
賑やかな行事が有ってこそ、楽しい小学校生活も有るってもんだろう。
※
そうだ、校舎をロの字型に建てればいいんじゃないだろうか。
敷地いっぱいに、砦のように校舎を建てる。
グランドは中庭という形になる。
学校くらいの敷地が有れば、3階建てくらいの校舎ならば
さほど暗いグランドにもならないんじゃないだろうか。
校舎に囲まれたグランドなら、音は外にあまり漏れない。
工夫をすれば、風通しも取れそうに思う。
※
と思って、調べてみたら、
やっぱりそんくらいのことはとっくに考えられており、
10年くらい前から採用されているようだ。
身の周りに新設の小学校というのが無いから知らんだけなのかな。
※
櫓の最上階は太鼓である。
子どもたちが交代で叩く。
この日のために練習を重ねてきているので、みんなとっても上手だ。
曲の中で、叩きながら交代するのもスムーズである。すごいな
※
櫓の脇に、小さい台が設えられている。
太鼓一つ分の大きさである。
そこで、浴衣姿の女性が太鼓を叩いている。
最上階の子どもたちの太鼓も上手なのだが、
実はこの、下の太鼓が骨となっている。
この方の太鼓がすんばらしい。
最後の曲は「火の国太鼓」だった。
最後の曲だし、大好きな踊りなのだが、
私は踊るのをやめて、太鼓にずっと見入っていた。
抑揚が有る。
抑揚を付けても、テンポが全く乱れない。
強い音も音色がやわらかく、耳に心地よく響く。
※
ひと声かけて帰ろうと思った。
逆の立場だったら、知らん人からおほめの言葉を貰えたら
すごく嬉しいと思うから。
踊りの婦人会の人たちが、櫓を降りて行く時に、
みなさん、太鼓の方に声をかけて行く。
その列が終わるのを待って、
下から手を挙げて、「太鼓かっこよかったです!」と声をかけた。
声を掛けていることを示すために手を挙げたのだが、
その手にタッチし返してくれ、
「ありがとうございます!明日もいるんで、来てください!」
と言ってくれた。
その手はガッサガサだった。
暗くて見えなかったが、多分、テーピングしてあったのだと思う。
そこいらに名人がいるもんだなあ。
保護者の会もそりゃ盛んだろう。
屋台も各種とりそろえ、焼きそばから射的まで有る。
土のグランドだ。
櫓の周囲の光の中を見ると、
ものっすごいホコリが舞っているのが見える。
帰ったら風呂入って頭も洗おう。
※
櫓の上では地元の婦人会などが踊る。さらに、
曲ごとに交代で、子どもたちを櫓の上の輪に加える。
みんな適当に踊る。いいぞ
私は子どもの頃、櫓の上に上がりたいとも思わなかった。
そもそも、踊りの輪にすら入れなかった。
踊り自体に興味が無かった。
踊りたいとも思っていなかったような気がする。
※
学校で盆踊りってのは楽しい。
いつもと違って夜店なんか出ていて楽しい。
そもそも、夜、学校に入るってだけでワクワクする。
7時も過ぎた頃に、家を出る。
5時くらいから「おまつり」自体は始まっているが、
盆踊りの輪ができるのはそんな時間なはずだ。
ウチから歩いて10分ほどだ。
しかし、音が聞こえて来ない。
風向きの都合だろうか。
たまに浴衣の子どもとすれ違うから、やっていることはやっているのだろう。
学校のすぐ裏手に着いても、音はさほど賑やかではない。
聞こえてくる。という程度だ。
なるほど、校舎がかなりの防音壁になっているのだ。
※
ウチから反対方向に10分あまり歩くと、また別の小学校が有る。
そこでも毎年「なつまつり」が開催される。
周辺は広い広い公園用地や、植木畑が多かった。
しかし、最近になって新たな住宅が増えた。
すると、クレームが入るようになった、と聞く。
うーむ。
小学校の行事の音が気になるようなら、
小学校の近くの家なぞ買わなきゃいいのに、と私は思う。
小学校が騒々しいのなんて、分かりきっていることじゃないか。
賑やかな行事が有ってこそ、楽しい小学校生活も有るってもんだろう。
※
そうだ、校舎をロの字型に建てればいいんじゃないだろうか。
敷地いっぱいに、砦のように校舎を建てる。
グランドは中庭という形になる。
学校くらいの敷地が有れば、3階建てくらいの校舎ならば
さほど暗いグランドにもならないんじゃないだろうか。
校舎に囲まれたグランドなら、音は外にあまり漏れない。
工夫をすれば、風通しも取れそうに思う。
※
と思って、調べてみたら、
やっぱりそんくらいのことはとっくに考えられており、
10年くらい前から採用されているようだ。
身の周りに新設の小学校というのが無いから知らんだけなのかな。
※
櫓の最上階は太鼓である。
子どもたちが交代で叩く。
この日のために練習を重ねてきているので、みんなとっても上手だ。
曲の中で、叩きながら交代するのもスムーズである。すごいな
※
櫓の脇に、小さい台が設えられている。
太鼓一つ分の大きさである。
そこで、浴衣姿の女性が太鼓を叩いている。
最上階の子どもたちの太鼓も上手なのだが、
実はこの、下の太鼓が骨となっている。
この方の太鼓がすんばらしい。
最後の曲は「火の国太鼓」だった。
最後の曲だし、大好きな踊りなのだが、
私は踊るのをやめて、太鼓にずっと見入っていた。
抑揚が有る。
抑揚を付けても、テンポが全く乱れない。
強い音も音色がやわらかく、耳に心地よく響く。
※
ひと声かけて帰ろうと思った。
逆の立場だったら、知らん人からおほめの言葉を貰えたら
すごく嬉しいと思うから。
踊りの婦人会の人たちが、櫓を降りて行く時に、
みなさん、太鼓の方に声をかけて行く。
その列が終わるのを待って、
下から手を挙げて、「太鼓かっこよかったです!」と声をかけた。
声を掛けていることを示すために手を挙げたのだが、
その手にタッチし返してくれ、
「ありがとうございます!明日もいるんで、来てください!」
と言ってくれた。
その手はガッサガサだった。
暗くて見えなかったが、多分、テーピングしてあったのだと思う。
そこいらに名人がいるもんだなあ。
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