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[口上] ご安心ください。
私が「戦争」と書いたら、それは雑草との戦いのことを意味するのです。
毎年この時期になると繰り広げられるのです。
雑草と言えるかどうか疑問な物と多く戦ってきた。
芹、蕗、食べればいいじゃないか。
カラスノエンドウやヤブカラシでさえ、食べればいいと言う人もいる。
食べるために増やしたニラは一時期増え過ぎて、庭じゅうがニラだらけになってしまった。
今は芹が増えたせいでニラが減っている。
私はパンダではないので、笹を食べない。
「笹戦争」と書いたら、サ行の音が多いな、あと何の音が有れば
などと考えたら寿司を食べたくなっている。
笹も地下で伸びる。
思いがけないくらい離れたところにひょっこり芽を出す。
笹が、玄関前の桜の木の根元を中心に、広がっている。
※
毎年、春から夏にかけて適当に刈っていた。
しかし、ちょっとサボると広がる。
物陰から生えていると気付かず、それが増える一因にもなっている。
たくさん貰った薪を、笹の生えているすぐ横に置いている。
この下で盛んになられたら、たいへんなことになる。
というか、
もうたいへんなことになっている。
※
笹の茎
茎と言うのか?
調べてみると、稈(かん)と言うようだ。
稈の部分は、強い。
刃物じゃないと切れない。
かと思うと、引っ張った時に節
節と言うのか?
節と言って良いようだ。
引っ張った時に切れることも有る。
どうやら、地下茎と稈との境目の節で切れやすいようではある。
地下茎も、堅い。
刃物じゃないと切れない。
かと思うと、引っ張った時に節のところで千切れたりもする。
しかし、横方向の折りやひねりにも強いし、
縦方向の引っ張りにも強い。
※
だから、引っこ抜くのはちょっと楽しい。
地上部分から発見して、わきにスコップを深く入れる。
土と一緒に笹が浮き上がったら、地下茎より下まで掘ることができている証拠だ。
掘り起こした土の中から地下茎を手で探り出して掴む。
引っ張ると、浮いてくる。
そのまま思い切り引くと、
どこか近くの適当なところで千切れる。
これではあんまり取れない。
地下茎を辿って、土を掘り起こしては引っ張ってまた辿る。
ある程度の長さになったら、
手にしっかりぐるぐる巻き付けて、引っ張る。
縦方向の引きに強いので、こっちへ伸びているだろうと思う方向に対して
まっすぐ引っ張る。
すると、先が複雑なことになっていなければ、
するすると抜けて来ることもよくある。
気持ちいい。
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※
先に書いたとおり、玄関先に笹が生えている。
道路にはみ出て生えている。
道は、砂利道である。
砂利道にスコップは利かない。
ガチンガチンと石ころに当たるばかりで、ちっとも掘れない。
ああ、つるはしが欲しい。
そうだ、小さいのなら持っている。
片側がピッケルみたいな形、もう片側が小さな鍬のようになっている。
草取りのための道具だ。
名前はなんというのだろう。
と思ったら、柄にシールが貼りっぱなしだった。
片手鋤バチツル型
だそうな。
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鋤のほうの刃はけっこう鋭く、
木の幹から小枝を切り離すのにも使える。
ガチガチ振り下ろす。
ピッケル部分を砂利道に振り下ろすと、
面白いように砂利と土がほぐれて、地下茎を掘りあてることができる。
ピッケルに地下茎を引っ掛けて、鋤を支点にしてテコの原理で引っ張り出す。
なかなかの武器である。
※
柄のシールには《使用上の注意》もあれこれ書いてある。
その中に
「土に異物(石・金属等)がある場合は必ず取り除いてから作業してください。」
おっと。異物が有るからスコップを使えないのであなたを使うのですが。
「こじたり、テコ代わりに使用しないでください。」
あれれ、ごめんなさい。そうですよね、柄が弱っていたら壊れちゃうよね。
テコにしたい時にはバールを使おう。
※
先に書いたとおり、玄関先の桜の木の根元を囲むように笹が生えている。
いかん。
地上からは笹の存在が見えないというところまで取ることができたが、
地下茎は桜の木の下に入り込んでいるので、
残ってしまった。
何日後に出てくるだろう。
私が「戦争」と書いたら、それは雑草との戦いのことを意味するのです。
毎年この時期になると繰り広げられるのです。
雑草と言えるかどうか疑問な物と多く戦ってきた。
芹、蕗、食べればいいじゃないか。
カラスノエンドウやヤブカラシでさえ、食べればいいと言う人もいる。
食べるために増やしたニラは一時期増え過ぎて、庭じゅうがニラだらけになってしまった。
今は芹が増えたせいでニラが減っている。
私はパンダではないので、笹を食べない。
「笹戦争」と書いたら、サ行の音が多いな、あと何の音が有れば
などと考えたら寿司を食べたくなっている。
笹も地下で伸びる。
思いがけないくらい離れたところにひょっこり芽を出す。
笹が、玄関前の桜の木の根元を中心に、広がっている。
※
毎年、春から夏にかけて適当に刈っていた。
しかし、ちょっとサボると広がる。
物陰から生えていると気付かず、それが増える一因にもなっている。
たくさん貰った薪を、笹の生えているすぐ横に置いている。
この下で盛んになられたら、たいへんなことになる。
というか、
もうたいへんなことになっている。
※
笹の茎
茎と言うのか?
調べてみると、稈(かん)と言うようだ。
稈の部分は、強い。
刃物じゃないと切れない。
かと思うと、引っ張った時に節
節と言うのか?
節と言って良いようだ。
引っ張った時に切れることも有る。
どうやら、地下茎と稈との境目の節で切れやすいようではある。
地下茎も、堅い。
刃物じゃないと切れない。
かと思うと、引っ張った時に節のところで千切れたりもする。
しかし、横方向の折りやひねりにも強いし、
縦方向の引っ張りにも強い。
※
だから、引っこ抜くのはちょっと楽しい。
地上部分から発見して、わきにスコップを深く入れる。
土と一緒に笹が浮き上がったら、地下茎より下まで掘ることができている証拠だ。
掘り起こした土の中から地下茎を手で探り出して掴む。
引っ張ると、浮いてくる。
そのまま思い切り引くと、
どこか近くの適当なところで千切れる。
これではあんまり取れない。
地下茎を辿って、土を掘り起こしては引っ張ってまた辿る。
ある程度の長さになったら、
手にしっかりぐるぐる巻き付けて、引っ張る。
縦方向の引きに強いので、こっちへ伸びているだろうと思う方向に対して
まっすぐ引っ張る。
すると、先が複雑なことになっていなければ、
するすると抜けて来ることもよくある。
気持ちいい。
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※
先に書いたとおり、玄関先に笹が生えている。
道路にはみ出て生えている。
道は、砂利道である。
砂利道にスコップは利かない。
ガチンガチンと石ころに当たるばかりで、ちっとも掘れない。
ああ、つるはしが欲しい。
そうだ、小さいのなら持っている。
片側がピッケルみたいな形、もう片側が小さな鍬のようになっている。
草取りのための道具だ。
名前はなんというのだろう。
と思ったら、柄にシールが貼りっぱなしだった。
片手鋤バチツル型
だそうな。

鋤のほうの刃はけっこう鋭く、
木の幹から小枝を切り離すのにも使える。
ガチガチ振り下ろす。
ピッケル部分を砂利道に振り下ろすと、
面白いように砂利と土がほぐれて、地下茎を掘りあてることができる。
ピッケルに地下茎を引っ掛けて、鋤を支点にしてテコの原理で引っ張り出す。
なかなかの武器である。
※
柄のシールには《使用上の注意》もあれこれ書いてある。
その中に
「土に異物(石・金属等)がある場合は必ず取り除いてから作業してください。」
おっと。異物が有るからスコップを使えないのであなたを使うのですが。
「こじたり、テコ代わりに使用しないでください。」
あれれ、ごめんなさい。そうですよね、柄が弱っていたら壊れちゃうよね。
テコにしたい時にはバールを使おう。
※
先に書いたとおり、玄関先の桜の木の根元を囲むように笹が生えている。
いかん。
地上からは笹の存在が見えないというところまで取ることができたが、
地下茎は桜の木の下に入り込んでいるので、
残ってしまった。
何日後に出てくるだろう。
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