犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

コテ先のいろいろ

2014年03月07日 | Do it myself
手芸でも工芸でも日曜大工でも、
または釣や登山や自転車や、料理やお菓子つくりや、
はたまた楽器でも鍼灸でも同様なのだが、
専用の仕事道具というのは面白い。

ホームセンターなど行くと、何時間でも楽しんでいられる。
ハンズなんか全フロアを回れる。
他のジャンルの工具を、まったく別の事に流用することも
できたりするからだ。

木などを削るヤスリが、ある種のチーズにばっちり使えるとか、
医療用のオートクレーヴつまり高圧蒸気滅菌器と圧力鍋の効果は同じだったりとか。
(私は使い捨ての鍼を使用しています。)

そういう目でいると、あらゆる店が楽しくなる。



昨日のつづき。

半田付けがうまく行くか否かは、どんなコテ先を選ぶか、ということに
だいぶかかっているようだ。
15Wから数百Wの物まであるようだが、何Wの物を使うかということ以上に
コテ先の選択が重要だと、初心者ながらに気付いた。

半田ごてを買うと、コテ先は付いている。
写真の、上から2つは付属していたコテ先だ。
太さは少々異なるが、どちらも円錐形。

これが結構使えない形なのだ…。
つまり、いろんなことに使えるからこれが付属しているわけではないのだ。
たぶん、原価が安いのだろう。

下から2つ目のは、円柱を斜めにすっぱり切った形。
大きな面で、一気に加熱することができる。
コテが何Wか、という発熱のパワーも大事だが、その熱を効率的に
部材に伝えるための、コテ先の形状が重要なのだ。

ただ、この円柱斜め切り型だと、先端が大きすぎて、細かい作業には向かない。
そこで、一番下のコテ先は、円錐の先端を斜めに切った形になっている。
間隔の狭い部品の間に差し込んで、しかも面で効率良く熱を伝えることができる。



こういう使い分けが、楽しみのひとつではある。

こういう話になると、どうしても金管楽器と比較したくなるのだが、
金管楽器は更に更に更にややこしいことになるので、とても書き尽くせない…。

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