犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

はじめての写経

2016年11月09日 | 書の道は
[あらすじ] 書の独習をはじめた。
小楷をきちんと書けるようになりたい。

毛筆を始めてみて3週間。
小筆にも慣れてきた。

子どもの頃、とめ、はね、はらいの形がうまくいかなかった。
一本の画の、始まりも終わりも、途中も形が整わなかった。
お手本のような形にならない。

教科書に、筆の運び方が図示してある。
そのとおりに筆を使うと、お手本どおりの形ができあがる。
その手前には、筆の持ち方や、筆をどう使うかが書いてある。

子どもの頃は、筆の弾力や、穂先の動きまでは
感じ取れなかった。
今ならそれがわかるようだ。

百円均一で写経セットなるものを売っていた。
今まで目に入らなかったが、こんな物が百均にあるのか。
般若心経のお手本と、薄い紙が数枚のセットだ。

楷書の小さい文字を、そりゃ文字通り「小楷」と呼んで、
書の中でもひとつのジャンルになっている。
写経はそれに並ぶ。

お手本の紙の上に、透ける半紙を置いて、なぞるように字を書いていく。

しかし、どうもうまくいかない。
今までになく小さな字だから、ということではない。
筆先が暴れる。

小さいから、と言えば言えないこともないのは、
細かい部分でこそ筆先までコントロールしたいのに、
暴れる感じがするということだ。

これをさばいていくのが練習なのだろうか。
ああっ!っていうか、これこそが模書、古典的な書の練習方法じゃないか。
気付くの遅い。

つづく

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« the 禁句s 死ぬ | トップ | the 禁句s 死にたい »

コメントを投稿

書の道は」カテゴリの最新記事