犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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アンサンブルしようぜ!

2012年11月11日 | なりもの
若い卒業生2人と、アンサンブルの練習を定期的にしようじゃないか、
ということになって、やっと3回目。

昨年はオーケストラの同窓会が有り、その場で演奏する機会を得た。
この時は私を含め8人集まった。

今回は特に目標=本番の計画は、無し。
一人で黙々と練習するだけだと退屈で続かない、けどやっぱり吹きたい、
でも毎週練習のある団体に所属するのは負担、という
ワガママを通してしまうゆるい活動をしよう、というのが目的。

2人とも、去年の演奏までは高校を卒業してから数年、吹いていなかった。
細かい技術は落ちているが、なんというか、センスみたいなものは
変わっていない。
練習していくと、だんだんそのセンスを表出できるだけの技術も
取り戻していけるだろう。
そんなリハビリ会。



3回目に向けて、他の卒業生たちにも声をかけてみた。
数人、返事をくれた。
今回は行けないけど、また日程が決まったら知らせてください。
というのが嬉しい。
ブランクが長くて吹くのはやめておくけど、会いに行きます。
というのも嬉しい。うん、練習の後は飲みに行くことにしよう。

練習開始30分前に再度メールが入る。
会いに行くだけにするつもりでしたが、やっぱり吹きたいので行きます。
ヤッタ!
そんなきっかけになれるのが一番嬉しい。

4人でできる譜面を準備。
今までは「二人でお茶を」を3人でやる「三人で『二人でお茶を』を」
ばかりを練習してきて、ちょっと他のこともしてもいいかなという
気持ちが有ったところ。

ゲスト参加者Yは、
リハビリというよりよみがえりですはっはっは
と言う。
キリスト教系の学校だったので、神の子キリストの復活を表す言葉を
軽口に混ぜてケシカランのである。

だったら。
4人になってちょうど良いので、復活の賛美歌をやろう。
賛美歌の譜面は4段。
オルガン伴奏に女声2男声2で歌うと教会に響いて美しい、あの感じ。
金管楽器にとってハーモニーは得意分野だ。

やってみると、やっぱり金管で4声のものをやるのは気持ち良い。
懐かしい和音が、地下室に満ちる。



地下室と言えば、
生徒たちが金管の練習に来たのはもちろん、オケ部員がメンバーにいる
バンドもずいぶん練習に来た。

ともだちから借りたドラムセット、私の参加しているバンドから預かっているアンプ、
などなど、かき集めの機材で音が出せる。

気付けば、今回練習しに来た3人の卒業生は、代々のバンドメンバーだ。
バンドも組む?
なんてまたYが軽く言う。
若い2人は二人ともドラムなんですけど。
どっちかベースに転向してよ。
またまた軽く言う。

練習したり休憩したりしていると、2時間半くらいはあっという間だ。



アンサンブルはフランス語。
ensembleとは、一緒に、という意味。
一人で吹いてないで、集まって一緒に演奏しようよ、という感じで
この言葉が好きだ。

英語で言ったらtogetherだ。
あの人も言っている。
さあ!みんなでトゥギャザーしようぜ!

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