犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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自宅発掘報告 雪国篇

2018年03月22日 | 日々
[あらすじ] 鬼の居ぬ間に洗濯。婆の居ぬ間に大掃除。


台所の長い引き出しを抜くと積もっていた。
箱の底が白くなかった。
引き出しのレールに汚れが溜まった。
上側の引き出しからウェットティッシュが山ほど落ちて来て、それで台所のガラス窓の汚れを落した。
北向きの窓から光が流れこんだ。

川端センセごめんなさいね。

どこの家でも同様なんじゃないかと思うんだけど、
引き出しに入れた物、平たい物、キッチンペーパーとか袋入りのウェットティッシュとか
レシピの切り抜きとか三角コーナーネットとかポリ袋とか夏みかんの皮を剥くアレとか
みんなみんな、引き出しから溢れて引き出しの奥に落ちて行く。

おおよそが消耗品なので、引き出しを開けて見て無ければ新しく買う。
それを引き出しに入れる。溢れて奥に落ちる。買う。落ちる。買う。落ちる。溜まる。

引き出しが閉まらなくなって、気付く。
引き出しが奥まで入らない。なぜならば、奥にたくさんの物が積もっているからだ。

何年分だろう。
お手拭き、お手拭き、てんぷら敷き紙、茶漉し袋、コーヒーフィルター、箸、アイスの木スプーン、お手拭き、
切り抜き、貰い物の調理法、箸置き、てんぷら敷き紙、落し蓋、油こし紙、てんぷら敷き紙…。

数ではお手拭きの優勢だが、嵩で言うとてんぷら敷き紙の圧勝である。

弁当などに付いているウェットティッシュは、けっこう良い不織布で作ってあったりする。
ただ捨てるのももったいない。そのままその場の細かい拭き掃除に使う。
ゐざさのお手拭きはアルミの袋に入っているから乾燥してないのですぐ使えるとか、
柿安のお手拭きは厚みも有って上等だなとか、
妙なところに関心しながら掃除する、これもグルメか。

プラの袋に入っていたお手拭きは乾いてしまっている。
消毒用アルコールを浸して、引き出しの油汚れを拭く。

GチャGチャといろんな物の有る間に、Gまぐちの形をした1㎝×5㎜くらいの
茶色い乾いた物が出てくる。
これはGキブリのたまGだ。
もう空っぽになっている。
どれだけ多くのBaby-Gたちがここから巣立って行ったのだ。
いやここから巣立ってんじゃなくてここに巣食ってんだよな。
想像すると、GッタリGンナリしてくる。

まあ、今のうちにきっちり掃除しておけば、今年の夏はGキブリを減らせるかもしれない。
Gんばるゾ!

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