犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

粘土いじり

2019年03月24日 | 自画自賛
[あらまし] 3年半前、ずっと敬遠していた陶芸を始めた。
先生が何年越しでしつこく誘ってくれていたところに、
友人Kが「陶芸やりたい」と言い出したので、
ほんじゃこの機会に私も、と乗っかってみたのである。

始めてみたら、見事にはまった。
今までやってきた絵や細工や鉱物の勉強などなどが
一つにまとまる世界が陶芸だった。
これだ!という気がした。

そこは月に一回だけのヒミツの陶芸サークルだった。
これだ!という気がした割には、月に一回しかやってこなかった。
粘土を買って自宅で手びねりであれこれ作るということもしたが、
焼けるのも電動轆轤を使うのも月一回。
スロー。

何かコツをつかみかけては手離す。
その繰り返しだった。

過去形で書いている。
今日で、その陶芸サークルも終わりになったからだ。
そうと聞いてショックでもあり残念でもあったが、
それで陶芸をやめるわけでもない、という気持ちが有るので、
あまりショックでも残念でもない。

ただ、月々集まって来るお仲間が十人くらいいて、
その人たちと会えなくなるのが残念だ。
みんなそれぞれの作風が有り、好みの技法が有った。
お互いに影響し合っていた。
焼き上がったお互いの作品を見るのが、
毎月の楽しみのうちの大きな一つだった。

一人で黙々とできる作業ではあるが、
他の人と、同じ場で作るというのは、
自分だけの世界にまとまらずに済み、新しい物が生まれる機会になる。
ありがたやおもしろや。

近いうちに、今まで作った物、作りたかったがそこまで行き着かなかったあれこれ、
次に何をやりたいか、
考えてみることにしよう。

とりあえず、粘土買っちゃおう。
今すぐには焼くあても無いけど。

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