オシロスコープ

子どもの頃からやりたくてやれずにいて今年から始めた、電子工作。
はんだごてを片手に、今日もちまちま組み立て。

回路を設計したり、電子部品を買い集めたり、基板を一から作ったり、
などというところへは程遠い。

だから、キットを買う。
基板も、それに付ける部品も、ひと揃いになっている。
組み立てるだけでちゃんと機能するものが出来上がる。
しかも、表面実装部品という、mm単位のちっこい部品は、
もうハンダ付けしてあるものを買う。

今回のブツは、オシロスコープ。
なんだそりゃ。
目に見えない、電気の波を見る機械。

回路につなぐと、どんなふうに電流や電圧が変化しているか
画面に時々刻々の変化がグラフで表示される。

電気の初心者にとって、これは嬉しい。
「コンデンサに電気がたまって」とか言われたって、
グラスにビールを注いでいくようには、目に見えない。
「トランジスタで増幅されて」とか言われたって、
饅頭一個と饅頭二個の違いみたいには、目に見えない。

それを視覚化するのが、オシロスコープ。

それに、これは最近のバージョンアップでFFT（高速フーリエ変換）ができる
ようになったという。
なにそれ。
これができると、周波数解析ができる。
マイクから入った音が、どんな高さの音がどれだけ鳴っているか、
ということが目で見られる。

そんなものを何に使うのか、って？

ま、追々・・・