犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

道具あれば

2015年07月09日 | 日々
4ヶ月あまり前に、レコーダーを新調した。

この数年、Q3HDというキカイで動画を撮っていたのだが、
これの録音機能になんとなく不満を感じていたのが我慢できなくなってきたからだ。

録音レベル(マイクのゲイン)が、LOW,HIGH,AUTOと選べるのだが、
ローじゃ低すぎハイじゃでかすぎオートじゃ融通しすぎ。
ここはゲージを見ながらアナログなダイヤルで調節したかった。

なんでもオートってのは不便なもので、
自分の思いどおりの結果が得られない。
エアコンの自動運転や、車のパワーウインドウなんか大嫌いだ。
炊飯器なんかそもそも使わない。

もとい。
新しいお友達は、同じメーカー、ZOOMのH6だ。
オプションのパーツを付けると、6トラック同時録音ができるというが、
それはやらないだろう。と思って買わなかった。

しかし、やりゃできるキカイを持っていると分かっていれば、
やりたくなる状況も出来するというものだ。

5人の金管アンサンブルを録音することになった。
今までだったら、Q3HDをどこかに置いて録音した。
しかしこれが、どこにどう置くかが非常に難しかった。

どうしても、チューバの音が大きく録れてしまう。
ピアノの上(高い位置という意味で)に置いて、
向きを変えてみたり、チューバ側に本をたくさん積んでみたり、
いろいろやったがうまくいかない。

で、なぜかH6を買った。
トランペット1、ホルン2、トロンボーン2の5管。
使えるのは本体のステレオマイクと、4本のマイク。
これにどうマイクを配置するか迷いに迷った末、
結局のところオプションパーツも入手して、それぞれにマイクを立てた。

道具があると、できることが広がる。
できることをやると、自分の技芸が広がる。
そう感じた。

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