[あらすじ] 毎日のように、自宅に面した細い砂利道に犬の糞の放置がある。
と思っていたら、どうやら猫のものらしい。
道を挟んで建った建売住宅は、敷地の中、塀と家の間の隙間は砂利が敷いてある。
防犯用の砂利というやつだ。
角の立った粗い砂利で、そこを歩く人がいればすぐにわかる、というわけだ。
たしかに、歩く人がいればすぐにわかる。
細い砂利道は通る人も少ない分、砂利を踏みしめる足音を聞いたら
誰が通っているのかわかったものだ。
もちろん、自分が歩いても自分の歩調で足音がする。
夜、帰宅する時などは暗いので、音に感覚が集中する。
ジャリッ、ジャリッ、ジャリッ、ジャリッ、ジャリッ、ムニュ
・・・
ムニュ?
あああ。この感触は。
振り返る。
しかし地面にアレは見当たらない。
いや、よく見るとある。
周りの枝を払った街灯の光にかすかに照らされて、
小さなウンチのかけらがある。
小さい。
数cmしか、無い。
と、いうことは、
残りは全部・・・
私の靴底に。
と思っていたら、どうやら猫のものらしい。
道を挟んで建った建売住宅は、敷地の中、塀と家の間の隙間は砂利が敷いてある。
防犯用の砂利というやつだ。
角の立った粗い砂利で、そこを歩く人がいればすぐにわかる、というわけだ。
たしかに、歩く人がいればすぐにわかる。
細い砂利道は通る人も少ない分、砂利を踏みしめる足音を聞いたら
誰が通っているのかわかったものだ。
もちろん、自分が歩いても自分の歩調で足音がする。
夜、帰宅する時などは暗いので、音に感覚が集中する。
ジャリッ、ジャリッ、ジャリッ、ジャリッ、ジャリッ、ムニュ
・・・
ムニュ?
あああ。この感触は。
振り返る。
しかし地面にアレは見当たらない。
いや、よく見るとある。
周りの枝を払った街灯の光にかすかに照らされて、
小さなウンチのかけらがある。
小さい。
数cmしか、無い。
と、いうことは、
残りは全部・・・
私の靴底に。
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