犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

足音

2016年07月17日 | 日々
[あらすじ] 毎日のように、自宅に面した細い砂利道に犬の糞の放置がある。
と思っていたら、どうやら猫のものらしい。

道を挟んで建った建売住宅は、敷地の中、塀と家の間の隙間は砂利が敷いてある。
防犯用の砂利というやつだ。
角の立った粗い砂利で、そこを歩く人がいればすぐにわかる、というわけだ。

たしかに、歩く人がいればすぐにわかる。
細い砂利道は通る人も少ない分、砂利を踏みしめる足音を聞いたら
誰が通っているのかわかったものだ。

もちろん、自分が歩いても自分の歩調で足音がする。
夜、帰宅する時などは暗いので、音に感覚が集中する。

ジャリッ、ジャリッ、ジャリッ、ジャリッ、ジャリッ、ムニュ

・・・
ムニュ?

あああ。この感触は。

振り返る。
しかし地面にアレは見当たらない。

いや、よく見るとある。
周りの枝を払った街灯の光にかすかに照らされて、
小さなウンチのかけらがある。

小さい。
数cmしか、無い。

と、いうことは、

残りは全部・・・
私の靴底に。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 街路灯 | トップ | 猫と糞と私 »

コメントを投稿

日々」カテゴリの最新記事