室内の水槽ではモノアラガイが殖えないようにしている。
殖えないように、とはつまり、
一匹もいないようにする!ということである。
水草を買うと、どこかしらにくっ付いてくる。
成体がいなくても、卵が付いている場合も有る。
長径たかだか5㎜くらいの小判型のつぶつぶinゼリー、という感じだから、
目が慣れていないと見落とす。
※
そのつぶつぶinゼリーが、水槽の中の水草に付いている。
うおお!3つも4つも付いている。
今のうちだ!取る!
つい先日、水槽をリセットした。
ドジョウの最後の一匹、ドジョえもんが死んでしまったので、
思いきって全部掃除することにしたのだ。
魚もエビも貝も、ひと回り小さい水槽にお引越しして、
その間に砂利も砂も何もかもすっかり掃除して、
新しい水に入れ換えた。
フィルターを入れて数日置いた。
濁りが収まってきた頃に、水草を入れて、ブクブク(エアポンプ)を入れた。
それから、カワニナを入れた。
水草は、屋外のプラ舟に植えていたものを抜いてきて、
貝の卵が付いていないように洗ってから植え込んだ。
しかし、小さな個体が付いていたのだろう。
産卵されてしまっている。
※
孵化したら、見えないくらい小さい貝があちこちへ行ってしまうから、
卵のうちが退治しやすい。
ゼリーの塊ごと、簡単に取れる。
卵が有るんだから、親もいるだろうと思って見ると、
すぐそこにモノアラガイがいた。
カワニナの幼いのと見分けが付きにくいけれど、
カワニナは円錐形、モノアラガイは全体に丸みが有る。
一匹しか見当たらない。
もう一匹、あるいはもっと、どこかに潜んでいるのかもしれない。
※
はて、調べてみると、
モノアラガイは準絶滅危惧種だという。
こんなに殖えやすいのに?
移入種のサカマキガイやハブタエモノアラガイに追われているのだという。
そして、水槽で魚を飼うご趣味の人たちが「スネイル類」と呼んで嫌う時の
モノアラガイは、しばしば、
サカマキガイや、ヒメモノアラガイである場合が多い、という。
むむ。
我が家のモノアラガイは、正確には何だろう?
※
モノアラガイは雌雄同体で、他の個体と交尾して、産卵する。
ふむ。親しみのあるところでは、カタツムリがそうだ。
ヤツら、出会いがしらに交尾する。
梅雨時なんか、そこいらの塀で交尾しているのをよく見かける。
先細りの輸精管をお互いに伸ばして、精子を送り合う。
精子は精莢というサヤに納まっているそうな。
そこまで細かく観察したことは無い。
モノアラガイの交尾を見たことは無い。
小さいし。
室内の水槽からは駆逐したので、そんなに観察しやすくない。
おっと、それは言い訳だな。
室内の水槽にもいるカワニナの交尾を私は見たことが無い。
いや、なんかイチャついてやがんな、と思うことはしばしば有るのだが、
そこでじっくりと観察してみていないのだ。
つまり、そこまで興味を持っていないわけだ。
いかんな。せっかくだから、今度イチャついているカワニナがいたら、
レンズを使ってじっくり見てやろう。
※
モノアラガイの卵塊を発見した時、
はてこれはもしかしてカワニナのものではないのか?とも思った。
しかし、調べてみると、そんなわきゃあ無いのが分かった。
カワニナは卵胎生だというのだ。
胎内で卵が孵化してから、幼生が出て来るということだ。
そんならその時の様子も見てみたいもんだが、どうなんだろう。
水槽のガラスの内面に、1㎜も無いような稚貝がたくさんいるのは何度も見ている。
※
カワニナはその名のとおり、川にいる。
川にしかいない。かというとそうでもないようでもあるが、
流れる水が好きなのだ。
新鮮な水じゃないといけないのだ。
酸素の消費量が多いかららしい。
オツパが悪いのね。
水槽にブクブクを入れると、エビたちが集まってくる。
これまた川にしかいないエビなので、同様の理由が考えられる。
のか?
分からんが。
※
分からん事や見たことが無い事について
あれこれ書くと、落ち着かない。
もっと調べたり、自分の目で見たりして、確かめてから書きたいものだが、
そんなことを言っていると何も書けなくなる。
一つ知れば一つ疑問が増えるものだ。
発見が有れば新しい課題が出る。
そこでいくと、「こんなことが分かった。とくとく」で終わる論文より、
「だから次はこういうことをやんないと」と投げて終わるほうが
なんぼかいい気がする。
無責任感を言葉遣いに乗せて書いている。
そんなわけで、
つづく
殖えないように、とはつまり、
一匹もいないようにする!ということである。
水草を買うと、どこかしらにくっ付いてくる。
成体がいなくても、卵が付いている場合も有る。
長径たかだか5㎜くらいの小判型のつぶつぶinゼリー、という感じだから、
目が慣れていないと見落とす。
※
そのつぶつぶinゼリーが、水槽の中の水草に付いている。
うおお!3つも4つも付いている。
今のうちだ!取る!
つい先日、水槽をリセットした。
ドジョウの最後の一匹、ドジョえもんが死んでしまったので、
思いきって全部掃除することにしたのだ。
魚もエビも貝も、ひと回り小さい水槽にお引越しして、
その間に砂利も砂も何もかもすっかり掃除して、
新しい水に入れ換えた。
フィルターを入れて数日置いた。
濁りが収まってきた頃に、水草を入れて、ブクブク(エアポンプ)を入れた。
それから、カワニナを入れた。
水草は、屋外のプラ舟に植えていたものを抜いてきて、
貝の卵が付いていないように洗ってから植え込んだ。
しかし、小さな個体が付いていたのだろう。
産卵されてしまっている。
※
孵化したら、見えないくらい小さい貝があちこちへ行ってしまうから、
卵のうちが退治しやすい。
ゼリーの塊ごと、簡単に取れる。
卵が有るんだから、親もいるだろうと思って見ると、
すぐそこにモノアラガイがいた。
カワニナの幼いのと見分けが付きにくいけれど、
カワニナは円錐形、モノアラガイは全体に丸みが有る。
一匹しか見当たらない。
もう一匹、あるいはもっと、どこかに潜んでいるのかもしれない。
※
はて、調べてみると、
モノアラガイは準絶滅危惧種だという。
こんなに殖えやすいのに?
移入種のサカマキガイやハブタエモノアラガイに追われているのだという。
そして、水槽で魚を飼うご趣味の人たちが「スネイル類」と呼んで嫌う時の
モノアラガイは、しばしば、
サカマキガイや、ヒメモノアラガイである場合が多い、という。
むむ。
我が家のモノアラガイは、正確には何だろう?
※
モノアラガイは雌雄同体で、他の個体と交尾して、産卵する。
ふむ。親しみのあるところでは、カタツムリがそうだ。
ヤツら、出会いがしらに交尾する。
梅雨時なんか、そこいらの塀で交尾しているのをよく見かける。
先細りの輸精管をお互いに伸ばして、精子を送り合う。
精子は精莢というサヤに納まっているそうな。
そこまで細かく観察したことは無い。
モノアラガイの交尾を見たことは無い。
小さいし。
室内の水槽からは駆逐したので、そんなに観察しやすくない。
おっと、それは言い訳だな。
室内の水槽にもいるカワニナの交尾を私は見たことが無い。
いや、なんかイチャついてやがんな、と思うことはしばしば有るのだが、
そこでじっくりと観察してみていないのだ。
つまり、そこまで興味を持っていないわけだ。
いかんな。せっかくだから、今度イチャついているカワニナがいたら、
レンズを使ってじっくり見てやろう。
※
モノアラガイの卵塊を発見した時、
はてこれはもしかしてカワニナのものではないのか?とも思った。
しかし、調べてみると、そんなわきゃあ無いのが分かった。
カワニナは卵胎生だというのだ。
胎内で卵が孵化してから、幼生が出て来るということだ。
そんならその時の様子も見てみたいもんだが、どうなんだろう。
水槽のガラスの内面に、1㎜も無いような稚貝がたくさんいるのは何度も見ている。
※
カワニナはその名のとおり、川にいる。
川にしかいない。かというとそうでもないようでもあるが、
流れる水が好きなのだ。
新鮮な水じゃないといけないのだ。
酸素の消費量が多いかららしい。
オツパが悪いのね。
水槽にブクブクを入れると、エビたちが集まってくる。
これまた川にしかいないエビなので、同様の理由が考えられる。
のか?
分からんが。
※
分からん事や見たことが無い事について
あれこれ書くと、落ち着かない。
もっと調べたり、自分の目で見たりして、確かめてから書きたいものだが、
そんなことを言っていると何も書けなくなる。
一つ知れば一つ疑問が増えるものだ。
発見が有れば新しい課題が出る。
そこでいくと、「こんなことが分かった。とくとく」で終わる論文より、
「だから次はこういうことをやんないと」と投げて終わるほうが
なんぼかいい気がする。
無責任感を言葉遣いに乗せて書いている。
そんなわけで、
つづく
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